ただつらつらと日記が書かれていくようです。

月: 2013年3月

AWSで検証してみる

なんとなーくではあるけれど、公衆無線LANでSSLを通らない通信をするのが気持ち悪いので(汗)公衆無線LANからAWSのEC2のインスタンスまでVPNを張って暗号化してみようかと。…まぁ、Amazonから先のネットワークは大丈夫なのかってあたりは気分の問題ってことで。

EC2のmicroインスタンスを、CentOS6のイメージで起動する。L2TP/IPSecを使うので、もろもろのRPMをインストールして、Google先生に聞きながらセットアップしてみた。いろいろはまりながらも、MacOSからL2TP/IPSecのVPNトンネルを作ることはできた…が、インターネットとの通信が通らない(汗)

うーむ。まだ道半ばか…ということで、iptables周辺の設定をチェックしてみよう。

ただ、少し気になったのは、MacOSからはVPNトンネルが張れたけど、Androidからはダメだった。

うーむ。/var/log/messageを眺める限りでは、Androidが使おうとしている暗号方式がダメらしい。…とはいえ、Android側には、そんな設定項目ないから、VPNサーバー側で何とかするしかないのかな…うーむ。

Google Readerが終了とな。

Google Readerが7月でサービスを終了するらしい。最近、PulseをフロントエンドにしてGoogle Readerを使ってたのに、ここに来てのサービス終了は本当に残念な気がする。

そういえば、iGoogleもサービス終了だったなぁ。Google Readerよりも猶予期間が長いのは、iGoogleの方がユーザーが多いってことだろうか。

iGoogleにしても、Google Readerにしても、ユーザーは(グローバルで見ても)それなりにいるような印象だが、バッサリと切るのは、さすがGoogleという印象は少なからずあるような気がする。

いずれのサービスとも、それ単体でAdSenseを張り付けまくるという感じでもなかったことから、広告スペースの創出による利益と言うよりは、もっと儲けられる可能性のあるサービスをアシストするような、サポートサービスとしての印象の方が強い。

例えば、iGoogleはgmailと組み合わせて使うと便利だし、Google Readerは、blog黎明期にはPVを稼ぐことができただろうし、その後、SNSが流行った頃には初期のGoogle+において、コンテンツの投入元としての機能を期待されたかもしれない。

いずれにせよ、時代はスマートフォンだ。人々がgmailをチェックするのも、SNSにアクセスするのもスマートフォンから行うようになった。コンテンツ間の関係は、スマートフォンアプリの関係で代替され、確かに、上記のようなサポートコンテンツは役割を終えた感はある。

ただ、そんなGoogleの思惑とは別に、使う側は使う側の論理で動いている。

例えば、スマートフォン全盛期でも、bloggerは、相変わらず、blogを書いているわけだから、エントリーを効率よく読みたい人たちがいる。しかも、只でさえスマートフォンユーザーはバッテリーで悩む機会が少なくないわけだから、スマートフォン単体でRSSを定期的に取得するというのは賢明ではない。RSSを定期的に取得してAPIを公開してくれる、Google Readerには一定の価値がありそうだ。だからといって、例えば、Google Readerを有料化して採算ラインに乗るかどうかと、ユーザーの思いとは必ずしもマッチしないわけだから、なかなか悩ましい。

さくらインターネットのレンタルサーバを借り換えてみた。

さくらインターネットのレンタルサーバの「スタンダード」を借りて、何年か使ってきた。今、使っているサーバのホスト名に入っているサーバのシリアルナンバーが400番台だったが、最近、仕事で調達したさくらのレンタルサーバ「スタンダード」は、2000番台の後半のサーバが割り当てられた。まぁ、さくらインターネットのレンタルサーバが順調に売れているということだろう。

で、ふと思ったのは、さくらインターネットもバカじゃないから、一気に2000台近いサーバを購入するのではなく、売れて在庫がなくなっていく度に、そのタイミングでサーバを新たに補充しているはず。ということは、ムーアの法則は今でも現役だから、新しいサーバは(同じ費用を払っても)スペックがいいはずだ。ということは(サーバ1台に突っ込むユーザーの数というパラメータが大きく左右する世界ではあるが)同じプランを契約するのであれば、なんとなく新しいサーバを使った方がお得ではないだろうか。

…ということで、ちらっと最近調べてみたら、最近契約したサーバは、Westmereコアのプロセッサを積んでる感じだった。まぁ、最新のCPUではなさそうだけれど、今使っているサーバのCore2Duo(…って表示されてるけど、Xeonだろうと思う)よりは新しいだろう。また、メモリーも旧サーバが3GBだったのに対して、新サーバは5GBと表示されていた(…なんか中途半端な量だな)から、やっぱり、今、契約しているサーバよりはハイスペックなサーバになっているようだ。

というわけで、ムーアの法則と、サーバーのスペックが改善したからって、さくらインターネットが昔以上に1台にユーザーを突っ込むようなことはしていないことを祈りつつ、レンタルサーバの借り換えをやってみた。とりあえず、新しい「スタンダード」を契約した。やはり、狙い通り、2000番台後半のサーバが割り当てられた。OSのFreeBSDやApahce httpdのバージョンも上がっていて、スペックは仕事で調達した「スタンダード」と同じモノだった。なるほど。もろもろを引っ越して(その途中で、不要なモノを整理する気になるというのも、サーバ引っ越しのメリットの1つのような気がする)、そして、DNSを切り替えて、最後に、コントロールパネルから解約を申し込んだ。

新しい、さくらインターネットのレンタルサーバの「スタンダード」はまだセットアップしたばかりなので、障害にも直面していないため、可用性とかは判断つきづらいし、最終的に、どれくらいのユーザーが1台のサーバに突っ込まれるかよくわからないこともあって、総合的には判断しづらいところもあるが、これから様子を見てみたいと思う。