ただつらつらと日記が書かれていくようです。

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共用型のレンタルサーバにSSHでログインしてみたら…

とある共用型のレンタルサーバを使ってWordPressを構築することになったので、そのレンタルサーバが提供しているSSHでログインしてみた。

そしたら、(必要もなさそうだけど)dmesgが解放されてて、うっかり叩いてみたら、DellのRAIDカード(とはいえ、中身はLSIのMegaRAIDなんだけど)がちらっと見えた。

megasas: max_sectors : 0x230, cmd_per_lun : 0x100
scsi0 : LSI SAS based MegaRAID driver
Vendor: DELL Model: PERC H710 Rev: 3.13
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05
Vendor: DELL Model: PERC H710 Rev: 3.13
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05
SCSI device sda: 3904897024 512-byte hdwr sectors (1999307 MB)
sda: Write Protect is off
sda: Mode Sense: 1f 00 00 08
SCSI device sda: drive cache: write back
SCSI device sda: 3904897024 512-byte hdwr sectors (1999307 MB)
sda: Write Protect is off
sda: Mode Sense: 1f 00 00 08
SCSI device sda: drive cache: write back

ふむ、このレンタルサーバではDell製のサーバを使っているのかぁと思いながら、刺さってるのは少なくとも2TBのHDDが2本っぽい。…ってことはRAID1で運用しているのだろうか。

そういえば、他の某レンタルサーバでもRAID1を使っているっぽいって話を見かけたなぁ。最近のHDDはとにかく大容量化が進んでいるので、1台のサーバーにそんなに数多くのHDDを刺さなくてもRAID1でそれなりに大容量のストレージを積めるようになったってのは大きいかもなぁ…。ま、多くのユーザーはWebサーバにHTMLやjpegくらいしか置かないだろうから、ユーザーに提供するストレージ分だけストレージを積んでおく必要もないだろうし(仮に1ユーザーに10GBを提供して、1台のサーバに100ユーザー収納したからといって、そのサーバに1TBのストレージを用意してないとまずいかというと、そういう感じでもないだろうし)

…と、なんとなく見えたスペックを元にDellのサイトで見積もりを作ってみたら、フツーにDellから買うと、だいたい1台あたり60万円くらい、サポートも買って70万円を超えるくらいのサーバーかなぁって印象だった。ま、高くもなく安くもなく、よく売れてそうなサーバーって感じだろうか。

DellのVenue8では、Chromeが遅いらしい(体感値…汗)

社内でDellのAndroidタブレット「Venue8」を使っている人がいたのだが、どうやら、GoogleのChromeの動きがモタモタするらしい。ちょっと触ってみたが、タブの切り替えや、別アプリを起動している状態からChromeへの復帰とかのシーンで、なんか頑張ってそうだけど画面的には動きがなくて残念な状況になってしまう。

で、どうしたもんだかと相談されたので、すんなりとChromeはそのうちアップデートが行われるでしょうけど、それまでは特に手の打ちようもないので、素直にFirefoxにしましょうということで、GooglePlayからFirefoxをダウンロードしてインストールしてあげたら、(Chrome比で)かなり快調に動くようになったそうだ。

…しかし、手持ちのARMなAndroid端末(各種、Snapdragonとか、Exynosとか)では、Chromeがそんなにもたつくような状況は起こらないので、x86なAndroidならでは(DellのVenue8はIntel Atom搭載)の症状だろうか。まぁVenue8は1GBしかメモリを積んでいないので、そのせいかもしれないけど…でも、めちゃくちゃメモリが少ないって感じでもないけどなぁ。。。そういえば、Dellだけでなく、Asusあたりも7インチや8インチあたりのタブレットにAtomを搭載しているので、Asusのプロダクトでも同様の症状が起こるのか気にならないでもないけれど手許にない(汗)

…DellのFirmware(素のkitkatにDellが味付けしたもの)のせいだとすると…これは切ない事象かもしれない(遠い目)

DELLの”CERC SATA 1.5 6ch”とHDD故障(後編)

前回のエントリーで、DELLのPowerEdge1800のHDDがコケて、RAID Arrayの冗長性が失われたのでHDDを交換したところまでは書いた。

ふと、RAID Arrayの状態を確認すると、「Degraded」であって欲しいのに、「Failed」担っていることに気がついた…え。なんで?HDD交換しただけなのに?そういえば、勢い良く警告が鳴ってたので、慌ててHDDを交換したから、故障したHDDを取り出す前にdetachみたいなことをやってなかったかもしれないが…いきなりArray自体がFailedになるものなんだろうか。なんか終わった気がする(遠い目)

で、よーく見ると、謎の設定を見てみると、RAIDカードの管理画面で、FailしたArrayを選択した時に「CTRL」+「R」で「RAIDのEnable/Restore」ができるらしい。で、現実逃避のためにOSを起動してみたが、該当のArrayがOSから見えない。同じRAIDカードに刺さっている他のドライブは見えているので、FailedになったArrayはRAIDカードが隠蔽しているんだろうなぁ。

仕方ないので、RAIDカードの管理画面に戻って、「RAIDのEnable/Restore」を選択したら、とりあえず、「全部データが飛ぶかもよ」と脅されるが、もはや選択肢は無いので実行。そしたら、RAIDが「failed」から「degraded」状態になった。

んで、ホットスペアにしておいたディスクがArrayに組み込まれて、Rebuildが始まった!…が、この”CERC SATA 1.5 6ch”って信じられないくらいにHDDへのアクセスが遅い。たかだか1TBもないArrayのRebuildに丸1日は確実に必要なスピードで、さっぱり進捗しない(Arrayのrebuildが遅いRAIDカードが、普段のIOは速いなんてことはなさそうな気がするから、こんなRAIDカードを売ってて、DELLは大丈夫だったんだろうか)

ま、いろんなリスクはあるけれど、サーバの停止で業務を止めるわけにもいかないので、とりあえずOSをブートして、フルバックアップを取った上で復帰させることにした。ま、冗長性が失われているので、もう1本のHDDが飛んだら改めて終わるけれど(汗)、せめてバックアップ取ってあるしな、ということで。止めておいても怒られるだろうし、無理やり動かしでデータが飛んでも怒られるわけで、それなら後者はデータが飛ばずに済めば怒られないわけだし。

その後、Arrayのrebuildが続くものの、数時間後にOSがなぜかスタックしてしまう。スタックさせとくわけにもいかないから、サーバを強制的に再起動、それに伴って、RAIDのRebuildもやり直すはめになるのだが、その頃はなんにも気づいてもいなかった…。

古いサーバのおもりは、とにもかくにも疲れるので、可能な限り、買った時点から運用時間を決めて予防的にハードウェアを交換しておくのがいいのかもしれないぁ…。なんせ急に対応しなきゃいけなくなるときのコスト感はかなりハンパないからなぁ。。。

しかし、RAID Arrayのrebuildは終わるんだろうか…。

DELLの”CERC SATA 1.5 6ch”とHDD故障(前編)

てか、古いサーバをいつまで使うんだ…と思いつつも、DELLのPowerEdge 1800ってサーバを今でも使っていて、それに刺さっているHDDがコケたらしい。とりあえず、甲高く、不快な音が大きめに響きわたった。

PowerEdge1800には、DELL純正のCERC SATA 1.5 6chってRAIDカードを使っていて、RAID1が構成してあるのでHDD1台の障害には対応できるはずだ、ということで、いそいそとHDD交換の準備を始めた。そういえば、このDELLのRAIDカード、いかにも純正っぽい型番だけど、POST時の画面出力からすると、Adaptec製のものであることがわかる。で、どうやら、AdaptecのOEMでAAR-2610SAって型番らしい。

IT機器なんて、OEMできないものがないくらいの世界ではあるから、どこのメーカーもこんなもんだろう。そういえば、某メーカーがUNIXサーバをOEMで売ってて、OEM元のダンボールのメーカー名の上に自社のロゴを貼っただけで出荷(付属するマニュアルとかには、OEM元のロゴしかない)してたのも見てたから、こんなのは生やさしい部類か。

…と、そんなことを思いながら作業は継続。

まずは警告音を止めなきゃいけないんだけど、Windows上で動くDELL製のサーバ管理ツールで止められると確信していただけれど、なかなか設定画面が見つからない(汗)四苦八苦して見つけたけど…わかりづらい。後から判明するんだけど、RAIDカードの管理画面に入れば、RAIDカード自体の設定の欄に、Alert Managementみたいな項目があって、そこで設定できるようだ。

ま、RAIDカードはホットスワップに対応してそうだけど、サーバが対応してないので、仕方なくシャットダウンする。で、ネジをいくつか外して、HDDを引っ張り出したんだけど、SATAケーブル、電源ケーブルを全部外さなきゃいけなさそう…てか、筐体、こんなにでかいんだから、HDDトレイでホットスワップさせてくれ…という面倒くささ。

その後、HDD交換も終わり、ブートしてRAIDの管理画面から新しいHDDをホットスペアにしてみる(…というか、RAID Arrayに突っ込む方法がよくわかんなくて、これくらいしか方法が思いつかなかった。マニュアル読みたかったがDELLのサイトは…(遠い目))

ところが、RAID ArrayのRebuidは始まらない…。

後編に続く。