Windows11のアップデートで24H2にアップデートされた端末がNASに接続できなくなった。ブラウザからは接続できたので、ネットワーク的には疎通しているけれど、SMBで参照しようとするとうまくいかない。

エクスプローラーのアドレスバーに、¥¥とNASのIPアドレスを入れてエンターキーを押すと、しばらく何か通信してそうな間があって、ユーザーアカウントを入力するダイアログが出てくると思いきや、エラー表示。特に原因を特定できるようなメッセージが出力されない。そして、ややこしいのは同じメーカー(Synology)のNASが2台あって、1台に接続を試みるとユーザーアカウントを要求するダイアログが出るのに、もう1台に接続しようとするとユーザーアカウントを要求するダイアログが出てこないという謎の事象が発生する。いっそ、うまく接続できないNASを再起動してみようかとも思ったけど、多くのユーザーが接続しているので、それも叶わず。。。

んで、ネットを検索してみたら、このページを発見した。Windows11 24H2でNASに接続できなくなることがあるらしい。

んで、解消する手順として書かれている内容としては、セキュリティで保護されていないゲストログオンの有効化と、SMBでの接続時のデジタル署名を無効化すること。この辺の設定をわざわざイジることもないと思うので、24H2でこの辺のデフォルト設定が変更されてしまうのだろうか。Windows11 Proだとローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)で設定変更ができるけれど、Windows11 Homeだとローカルグループポリシーエディターがインストールされていないので、レジストリエディタでぽちぽちとDWORDを追加しなくてはならない。

恐る恐るレジストリエディタを起動して、DWORDを二つ追加して再起動してみたら、なにがどう効いたのかはいまいち釈然としないままであったものの、接続できなかったNASに接続できるようになった。…うーむ。