ただつらつらと日記が書かれていくようです。

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Linodeの「Tokyo2」は品川なのか。

久々にLinodeのステータスページを眺めていたら、Tokyo2リージョンのコアルーターのメンテナンス情報が出ていたのを見つけた。

On Thursday, June 15th, 2017 we will be performing a code upgrade on our core network devices in our Tokyo 2 (Shinagawa, SHG1) data center.

Tokyo2として記載されているものの、括弧書きで「Shinagawa, SHG1」と書かれている。ってことは、品川にあるデータセンターに入っているんだろうな、ってことで。品川のデータセンターか…ってことは…といろいろと妄想してみたが、品川区だとすると割といろいろありそうな気がするな(笑)

LinodeのTokyo2でインスタンスを立ててみたら

ふむ、Tokyo2のサーバはBroadwellなXeonであったか。…ま、実はいろんな世代の物理サーバが混じっていて、たまたまBroadwellなXeonだった可能性は否定しきれないんだけども。

$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : GenuineIntel
cpu family : 6
model : 79
model name : Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2697 v4 @ 2.30GHz
stepping : 1
microcode : 0x1
cpu MHz : 2299.994
cache size : 4096 KB
physical id : 0
siblings : 1
core id : 0
cpu cores : 1
apicid : 0
initial apicid : 0
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 13
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ss syscall nx pdpe1gb rdtscp lm constant_tsc arch_perfmon rep_good nopl eagerfpu pni pclmulqdq ssse3 fma cx16 pcid sse4_1 sse4_2 x2apic movbe popcnt tsc_deadline_timer aes xsave avx f16c rdrand hypervisor lahf_lm abm 3dnowprefetch fsgsbase tsc_adjust bmi1 hle avx2 smep bmi2 erms invpcid rtm rdseed adx smap xsaveopt arat
bugs :
bogomips : 4601.65
clflush size : 64
cache_alignment : 64
address sizes : 40 bits physical, 48 bits virtual

Linodeが「Tokyo 2」を開設したようで。

ふと、Linodeのブログを見てみたら、東京に2つ目のリージョンである「Tokyo2」が開設されたようだ。Tokyo2がLinodeにとっての9番目のデータセンターになるようだ。

We are proud to announce the opening of our ninth datacenter: Tokyo 2. There has been high demand for additional Linode capacity in this region and we’re excited to open up availability.

この記事を見ている限り、Tokyo2はたっぷり帯域幅が用意されているような感じだし、特にTokyoプレミアムが載ってなさそうなのはTokyo1リージョンと同じ感じ。東京のデータセンターでメモリ2GBを搭載していながら、$10/月でインスタンスが使えるってのは、かなり安いような気がする(…となると、どこのデータセンターを借りているんだろうって辺りは、ちょっと気になる)Tokyo1と同様に早々にキャパシティが埋まってしまいそうな気がする。

ただ、Tokyo1は相変わらずキャパシティが足りていないようで、ハイパーバイザがKVMのインスタンスを起動することはできないままらしい。KVMなサーバを用意するためには、新しいサーバを設置する必要があるものの、ラックがもう一杯なんだろうなぁ。でも、Tokyo2ができたことで、Tokyo1からTokyo2にマイグレーションするユーザーがでてくれば、キャパシティに余裕が出てきて、KVMなインスタンスが使えるようになるかもしれないなぁと思いつつ。

Linode TokyoにはKVMが来ていない

Linodeのブログを読んでいたら、こんな記事があった。「Linode turns 12! Here’s some KVM!

To celebrate, we’re kicking off the next phase of Linode’s transition from Xen to KVM by making KVM Linodes generally available, starting today.

どうやら、Linodeが仮想化基盤をXenからKVMに切り替えるらしい。KVMだと準仮想化ドライバが使えるようになるけど、一旦は完全仮想化から始めるらしい。とはいえ、起動とか速くなるぜとのことではあったんだけど。

いざ、XenのLinodeをKVMに切り替えるためにはダッシュボードからクリックするだけで…と書いてあるけれど、dashboardにそんなリンクが見当たらない。んで、試しにカリフォルニアのfremontで動かしてるLinodeのDashboardを覗いてみると…そのリンクが出てきた。ということは、Linode TokyoではKVMが使えないのかも…と思ったけれど、ブログの記事にはそんなこと書いてないのでどうなっているんだろうと思っていたが、forumを覗いてみたら、こんな記事があった。「Linode KVM (beta)」んで、そこにはこんな記載があった…。

The Linode KVM beta is now in all DCs except for Tokyo.

まぁ、つまるところ、Betaリリースしてたときから、TokyoにはKVMのサーバが用意されていなかったようだ。そりゃ、本番投入もないだろうなぁ…いやはや。Tokyoのラックは値段が高いから、なかなか余剰なサーバ(ユーザーのクリックをトリガーによって移行を可能にさせるなら、ある程度の余剰サーバを設置するしかなさそうだし、設備の稼働率の低下は覚悟しなきゃならないだろうな)を突っ込んでおくのが難しいってことだろうか。

そのうち、TokyoにもKVMのサーバが設置されることを首を長くして待っておこう。

さくらインターネットのVPSがリニューアルとな

どうやら、さくらインターネットがVPSサービスをリニューアルするらしい。

さくらインターネット、「さくらのVPS」のサービスリニューアルを実施:
http://www.sakura.ad.jp/press/2014/1120_vpsupdate/

インターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)は、I/O性能に優れたSSDを手軽な価格で利用できる仮想サーバサービス「さくらのVPS」のサービスをリニューアルし、2014年11月27日より提供開始いたします。また、コントロールパネルもより使いやすく一新いたします。

ま、スペックとか価格体系をざっくりと拝見する限りでは、LinodeDigitalOceanを強く意識したんだろうなぁ。

特にLinodeは、日本、しかも東京のKDDIのデータセンターにロケーションを持っているっぽいので、英語の管理画面がなんとか使いこなせたら、さくらインターネットのVPSよりもLinodeの方がかなりコストパフォーマンス的には優れているという印象ではあったが、さすがに追随してきたようだ。そもそも、さくらインターネットみたくクラウドの基盤を構築していれば、クラウドサービスから柔軟性を取っ払って値段を下げればVPSサービスは提供できそうな(かなり雑な妄想だが)気がするので、価格での競争においては、やっぱり抱えているサーバの数の勝負に収斂していきそうな気がする。

しかし、さくらインターネットのニュースリリース、価格とスペックに終始していて、ロケーションについて言及していないのはちょっと気になった。当然、石狩では提供するんだろうけど、東京や大阪のロケーションは相変わらず選択できるんだろうか。