完全に自分向けのメモ(汗)
iLOってなんだっけ。
社内に、HP製のIAサーバ、ProliantシリーズのDL160のG5(このGはGernerationらしい。最新のProliantがG8なのでかなり古いサーバですね、はい)がある。意味もなく写真を撮ってみたりして。
で、HPのProliantシリーズには、リモート管理ための仕組みが用意されている。それがiLO(一応、Integrated Lights Outの略らしい)。ややこしいことに、Generationによって使える機能が色々と異なるらしい。例えば、手元のメディアを使って遠隔のサーバにOSをインストールできたり、Windowsの画面をリダイレクトしたり、と。今回使うOSはScientific Linuxだったりするので、シリアルコンソールに接続でできればOKってことで。
シリアルコンソールに接続できれば、OSの起動前、例えば、BIOSの画面、さらにRAIDカードのBIOS画面などもチラ見できるし、OSに障害があってSSHでログインできないような時にも、(状況によっては)使えるかもしれない。
iLOの設定メモ
…というわけで、Proliant DL160 G5に載ってるiLOの場合に必要な設定のメモ。
まずは、BIOS。BIOSに入って、AdvanceタブあたりでIPアドレスの設定。確か(汗)、デフォルトでは、IPアドレスはDHCPから取る設定になっているので、その辺をstaticに変更してみたり、シリアルコンソールのボートレートを115200にしてみたり。ターミナルタイプもVT100にしたような。
えーと、詳細はこの辺を。
とりあえず、かなり前にやったので記憶が危ないけれど、確か、iLOにアクセスするためのユーザーの設定をやった気がする(汗)
BIOSの設定だけではダメで、OS側でシリアル接続用の設定をしないといけないわけですね。BIOSの設定が終わると、OS側でttyS0とかで見えるので、それに基づいてgrub.confを書き換えたりする、と。
iLOを使ってシリアルコンソールに接続するには
ここが今回のメモの大事なところ。
MGMTポートにLANケーブルを挿せば、BIOSで設定したIPアドレスにアクセスして、Webの管理画面を開いたり、SSHやTelnetでアクセスできるようになるわけですが、それだけではシリアルコンソールが見えるわけではなくて、とりあえず、SSHかTelnetでアクセスした上で、以下のキー操作が必要です。
iLOにログインした状態で
シリアルコンソール開始:ESC+Q
→エスケープキーと、シフトとQ
シリアルコンソール終了:ESC+(
→エスケープキーと、シフトと8
うーむ、これは忘れやすい。てか、普段からシリアルコンソールに潜入しないと絶対に忘れるに違いない。というわけで、メモ。