ある日、電話が使えなくなった。
とりあえず、PBXは生きてそうだし、電話機もなんとなく電源が入ってるっぽい。で、ひかり電話なので、PBXの先をあさってみると、ONUとVoIPゲートウェイがいて、とりあえずランプは付いているので、電源は入っているという状況。どちらの機器も一目で壊れている状況ではなく…ということで、困った挙句にNTTの故障担当に電話して、電話越しにONUのランプを確認している時に、どうやら上流の機器と接続していない状況っぽいことが判明した。で、その一方で、ひかり電話のCAがダウンしているという状況もないので、NTTの局舎とオフィスの間の光ファイバー回線になにか障害が起こっていそうということが判明したので、担当者を派遣してもらえることになった。
で。
しばらくしてNTTの担当者がやってきて、ONUの上流にある光ファイバーを調べてもらった。光ファイバーに検査機器みたいなのを接続してみたところ(きっと、光ファイバーに可視光を流す機械だったんだろうな)、以下のような状況になっていた。
さらに、ズームするとこんな感じ。
…おっと光ファイバーから光が漏れてる(汗)
というわけで、ビルのMDFで光ファイバーがどうにかなったという状況でも、電線で光ファイバーが…という状況でもなく、結局は、オフィスの2重床の下側で光ファイバーが断線していたという、なんともシビれるオチだった。NTTの人に光ファイバーを局所的に交換してもらったところ、ONUの消えていたランプが点灯して、ほどなくしてひかり電話が復旧。めでたしめでたし。
でも、光ファイバーが折れて光が通らなくなるという状況(しかも、二重床の下側で!)の原因がなんなのかはついぞ判明しなかった。オフィスの配置をいじったときに二重床をいじったけれども、それで光ファイバーに余計な力がかかるというのもなんとなく解せない。