仕事でさくらインターネットのレンタルサーバを使っている。それも、メールサーバとして使っていて、POPでメールを取りに行くし、SMTPでメールを送っている。ただ、さくらインターネットのレンタルサーバのサービスとして用意されているWebメールは使い勝手がいまいちなので、Gmailと連携させて使っていて、特に、Gmailからメールを送る際には、借りているさくらインターネットのサーバを経由して送信する設定にしていた。
んで、昨日。社内から「Gmailからメールを送れない」という調査依頼がやってきた。昨日まで、普通にGmailからさくらインターネットのレンタルサーバ経由でメールを遅れていたのに、突然、メールが送れなくなったらしい。Gmailに帰って来たエラーメッセージはこんな感じ。
The error that the other server returned was:
550 5.7.1 <XXXX.XXXX.co.jp(送信先のメールアドレス)>… Command rejected
…Command rejectedって…。レンタルサーバのコントロールパネルから調べてみたら、「国外IPアドレスフィルタ」って設定項目が増えていて、それがOnになっていることに気がついた。要は、国外のIPアドレスをブロックする新機能が追加され、デフォルトでOnらしい。
で、「国外IPアドレスフィルタ」について調べてみたら、SMTPも対象になっているらしいので、とりあえず、Offにしたら、正常な状態に復旧した。
つまり、Gmailのサーバがどこにあるかはよくわからないとしても、国内にはない可能性が高く、この「国外IPアドレスフィルタ」に引っかかっていたようだ。
さくらインターネットが海外からのDDoSに悩まされている雰囲気はあって、ユーザーとして協力したい気もするけど、こういう形で影響が出るとなると、ユーザーとしてはOffにせざるを得ない…うーむ。