うーむ、iPadにインストールしてあるChromeにアップデートが出ていたので、普通にアップデートをかけて起動してみたら、「データセーバーのサポートが終了しました」的なメッセージが出てきた。WiFiルーターなんかに接続しているときには、データセーバーで通信量が削減できるのは良かったんだけども…。

どうやら、フレームワークの変更

で、調べて見ると、TechCrunchに、このアップデートに関する記事が載ってた。どうやら、iOS8から採用されたけど、しばらく使いづらかったWKWebViewってフレームワークがiOS9で使えるようになったので切り替えたらしい。この変更により、iOS版のChromeの安定性が増しただけでなく、JavaScriptの実行速度も改善したらしい。

しかしまぁ、iOS上で利用するフレームワークが変わったことでデータセーバーがサポートされなくなったとしても、安定性の向上とJavaScriptの実行速度の向上とのトレードオフと言われると、ま、仕方ないかという気もしなくもないが、一方で、データセーバーの中身(例えば、画像プロキシでの画像データの圧縮とか、PageSpeedによる最適化とか、GoogleのサーバとChromeの間でSPDYを使うとか)を思い出してみると、なんとかならないものだろうかという気もしないでもないなぁ…。そのうち、しれっと復活してくれることを願いつつ…。