ただつらつらと日記が書かれていくようです。

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UQ mobileのデータ高速プランを解約してみた。

以前に契約して中途半端にしか使っていなかったUQ mobileのデータ高速プランを解約することにした。

まぁ、データ高速プランはUQ mobileがMVNOっぽいSIMの売り方をしていた時の料金プランで、UQ mobileがKDDIにおけるY!モバイルっぽい立ち位置に移行してからは新規申込みを止めたプラン。今は音声契約が必須になっているので、まぁ、MNOの契約であるにも関わらず、データ専用で(SMSは付いてるけど)3GBで990円というプランは今となっては珍しいと言えるかもしれない。

いざ解約するべく調べてみたら、UQ mobileの解約はコールセンターへの電話のみという…まぁ、今時、なんだかなぁという印象。例えば、Webサイト屋auショップでも解約を受けてくれればいいのに、解約の窓口が電話しか用意しないことで解約のハードルを上げるっていうのはなかなかイケてない気がするけどな。

そして、UQ mobileのWebサイトには「必ず、契約者ご本人さまが、解約をするスマートフォン/携帯電話本体から、電話番号の前に186を付けるなどの方法で携帯電話番号を通知してお電話ください。」と書かれていたが、データ専用プランなので音声の発信ができない。データ通信専用のデータ高速プランなんて忘れられているんだろうな…。いやはや、音声通話できるドコモのSIMが入ったスマホから電話した。

というわけで、UQ mobileのコールセンターに電話したのは日曜日の13時ちょっと前。自動音声応答システムでメニューを選択する方式だった。そして、解約する電話番号と暗証番号を電話機のダイヤルパッドから入力。その後が長かった。オペレーターさんに電話がつながるまでに保留された時間がざっと30分。途中で、このまま待つか、かけ直すような案内もなされるが、休日なんてずっと混み合ってるんだろうし、コールセンターへの電話しか解約窓口を用意してぐったりするくらい保留されて解約を断念してしまったら、解約のハードルを上げてなんとかしようとするKDDIの思うつぼだし。

30分くらい保留音を聞き続けてオペレーターさんにつながった後は早かった。解約にあたっての注意事項が告げられて、それを確認して終了。MVNOなんかはWebで解約を受けてるわけだし、Webでも実現できるとしか思えないやりとりであった。総務省や公正取引委員会はこういうあたりもチェックすべきだと思うんだけどなぁ…。

Nexus 5xにmineoのソフトバンクSIMを入れてテザリングしてみた。

まぁ…結果は見えていた話ではあるんだけど。

以前、ドコモが投げ売り(具体的には、ドコモオンラインショップで、一括648円)していたNexus5xを何となく買ってみたんだけど、特にこれといった使い道もなく余らせていた。まぁ、Nexus5xなら、他キャリアのMVNOのSIMを刺すこともあるだろうと思ってさくっとSIMロックを外してあった。

で、mineoがソフトバンクのSIMも扱い始めたので、とりあえず買ってみてNexus5xに刺してみたら、フツーにLTEに接続できたけど、テザリングしようとするとエラーが出た。

mineoの動作確認済み端末一覧を見てみても、Nexus5xはテザリング不可になっている訳だけども(遠い目)ただ、その一覧には「Y!mobileブランド端末」として書かれているので、ドコモ販売のSIMロック解除だと、もしかして…と思ったがダメだった。

テザリング開始時のエラーが、ソフトバンクのテザリングオプションの規約への同意を求める(…同意しても、結果として接続できない)ものであることからして、ソフトバンク網でテザリングをしようとすると、何か別のアプリケーションが起動するように、Nexus5xのROMが設定されているって雰囲気がする。おそらく、ソフトバンクやYモバが販売した端末には、そういう設定が入っているんだろう。

そして、端末としては、差し込まれたSIMについてはキャリアがソフトバンクであることは見ているだろうけれども、その先のMVNOなのか、本家のソフトバンクもしくはYモバかは見てないので、テザリングをonにしようとすると、特殊なアプリケーションが起動してしまいテザリングが使えないと。

日本国内においては、Nexus5Xはドコモから販売されようが、Yモバから販売されようが、SIMフリーとしてGoogleから販売されようが、ROMのバリエーションとしては同じ(北米版とか…って大枠のくくりはありそうだけど)だろうから、ドコモから買った端末だからって、ソフトバンク向けの制御とは無縁ではないってことなんだろう。

しかし、少し前、ドコモが販売した端末のテザリングにまつわるビミョーな仕様(テザリングしようとするとドコモ専用のAPNに接続を切り替えるのでMVNOのSIMではテザリング不可になる)がアレだなーと思った記憶があるだけに、やっぱりキャリアかソフトバンクだった時の、一旦、テザリングオプションを確認しにいく何かもやっぱりビミョーだと思うんだけど。

まぁ、単なる土管屋になりたくないケータイキャリアがバタバタといろんな土管業から派生した何かに取り組むのはいいとしても、それはきっちり土管業をこなした上での話ではないだろうか。一旦、公共性の高いはずの土管業にビミョーな軸を持ち込まないで欲しいし、公共の福祉の観点から見ても、どさくさに紛れて競争を回避しようとする姿勢が見えたりするとシバかれるべきではないかと思う。まぁ、結果的にそうなってしまうだけなのかもしれないけれど、MVNOのSIMだからってテザリングができない状態にしてしまうのは、早々に是正されるべきだと思う。

HW-02GにiijmioのSIMを刺したらipv6が使えた

秋葉原の中古屋さんで、叩き売られていたドコモのWiFiルーターの「HW-02G」を買ってきた。液晶パネルに貼ってあるフィルム(たぶん、出荷時から付いてる保護フィルム)や本体に傷が入ってるけれど、特に赤ロムでもなさそうだし…ってことで買ってみたらフツーに使えた。

手元にあったドコモのSIMはiijmioのもの。ささっとSIMを刺してAPNの設定。SSIDを設定して試しにiPhone6sを「HW-02G」に接続してみたら、ipv4のプライベートアドレスがDHCPで割り当てられていたが、よく見るとipv6なアドレスも端末に割り当てられていた。

まぁ、iijmioのSIMを古くないスマホに刺せば手に入るipv6な環境ではあるけれど、PCでつながるipv6環境を用意しようとするとフレッツ網にIPoEでipv6で接続して、map-eやds-lite対応ルーター(ちょっと高い)でデュアルスタック…ってのが高くはないけど低くもないハードルな気がしてたので、ちょっと試してみるくらいなら、「HW-02G」にiijmioのSIMで十分な感じがする。

ドコモのNexus 5XをSIMロック解除して、mineoのauプランのSIMを刺してみた。

そういえば、半年前くらいに、ドコモの投げ売りでNexus5Xを648円で買ってみた。…で、ふと思い立って、先日、SIMロックを解除してみた。そもそも、SIMロックを外してみたものの、mineoのドコモプランのSIMを刺しっぱなしにしていて、折角、SIMロックを外したのに、なんか意味ないなーと思い、mineoのauプラン(VoLTEなSIM)のSIMを刺してみた。

Nexus5XのOSをAndroid O(えーと、確か、Oreoか)にしてあって、ちゃんと動くかなーと思ったけど、普通にLTEで通信できるし、テザリングもできた。今のところは、セルスタンバイ問題も発生しないみたいし、なかなか良好。…うん、それだけ(笑)

mineoのsimで接続できないと思ったら、APN違い

mineoのSIMカードを申し込んだら、(当然だけど)普通に届いた。

申し込み完了からだと、だいたい3営業日くらいだろうか。しかし、ちょっと前のMVNOって、SIMカードを送ってくるのって宅急便だったような気がするけど、今回は普通の郵便だった。宅急便だと確実は確実なんだろうけど、受けとる手間があるし、料金もかかりそうだもんなぁ…。個人的には郵便で十分だと思う。

んで、大きめの封筒を開けると、SIMカードと接続案内の冊子が入っていた。mineoのdプランを申し込んだので、ドコモのロゴ入りのSIMカードが入ってるのかと思いきや、入っていたのは真っ白なSIMカード。これもまぁ、MVNOのSIMカードを申し込んだのに、ドコモのロゴ入りSIMカードだと「…あれ?」って思う人はいるかもしれないが、真っ白ってのもなぁ…なんてことを考えながら、Android端末にSIMカードを刺して起動するものの接続できない。

mineoのwebを見ながらやったはずなんだけどなぁと途方にくれつつ改めて設定を確認してたら、とあることに気がついた。

  • mineoのAプラン(auの無線網利用)と、Dプラン(ドコモの無線網利用)でAPNが違う。
  • APNがmineo.jpなのって、Aプラン。
  • DプランのAPNは、mineo-d.jp。

APNの指定が違ってたら接続できやしないのは当然か。とはいえ、接続するキャリアが違ってたら、同じAPNでもよさそうなもんだけどなぁ(…ダメなのかもしれないけど…)そして、なぜか、dプランのAPNの方だけに「-d」が付くんだよなぁ。

とりあえず、mineoのdプランのAPNは、mineo.jpではなくて、mineo-d.jpが正しいってことは覚えておこう。

IIJmioの「IIJmio高速モバイル/Dサービス」を契約してみた。

会社で日本通信の「b-mobile fair」のSIMを何枚か使っていて、そろそろ有効期限切れのSIMがちらほらあるということで、「IIJmio高速モバイル/Dサービス」のSIMカードを調達してみた。

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「IIJmio高速モバイル/Dサービス」って。

最近、サービスインしたばかりの「IIJmio高速モバイル/Dサービス」はDoCoMoの回線を使ったMVNOなサービスで、売りは「LTE」に対応した高速通信が可能ってことではあるんだけど、よーく見てみると、FOMA対応端末に刺せば、それはそれで使えるらしいと。

とりあえず、既存のFOMA対応の端末を使って使う前提で「IIJmio高速モバイル/Dサービス」を眺めてみたけど、それなりにメリットがありそうだ、と。「IIJmio高速モバイル/Dサービス」には、2つのコースがある。いずれのコースも高速通信が可能なデータ容量が決まっていて、それを消費すると128kbpsの速度制限がかかるというサービス。ま、128kbpsで良ければ使い放題のサービスとも言える。

1つは、「ファミリーシェア1GBプラン」。3枚のSIMを発行してもらって、月額1GBの(高速通信可能な)通信容量をシェアするというもの。これで月額2940円(初期費用は3,150円)。1GBで足りなければ、100MBを500円で購入することになる。2つめは「ミニマムスタート128プラン」。1枚のSIMで、月額945円。こっちはあらかじめ高速通信可能な枠がないので、上記のとおり、100MB分を500円で購入することになる。

「b-mobile fair」と比較。

現在、使っている「b-mobile fair」も悪くないサービスだが、今の使い方に合ってない部分がないわけでもない。例えば、複数枚のSIMカードを複数のモバイルルータに刺して使っているが、人によって実際に使っている通信量が異なっていて、その通信料に割と幅がある。例えば、月に100MBちょっとしか使ってない人も居れば、300MBちょっと使っている人がいる。前者の場合は、有効期限切れを待つことなくチャージを行う必要があるし、後者の場合は、有効期限切れでチャージすることになるが、実際はかなり通信可能な容量が余っているということになる。

そんな現状を鑑みて、大量に通信をする人と、ほとんど通信しない人の間で通信可能な容量をシェアできれば効率的なのだが、そういうわけにはいかないのが「b-mobile fair」。いや、まぁ、どっちかというと「b-mobile fair」の仕様が普通ではあると思うが…。そんなこんなで、通信帯域を絞られるのも辛いから、多少は金を支払うけれど、使い放題ほどの料金は払いたくなくて、できれば、複数枚のSIMの利用を前提に最適化されたサービスを探していたのだが、まさに「IIJmio高速モバイル/Dサービス」が適合しているように見えた。

コスト比較をしてみると

前述のとおり、通信量にばらつきがあるので単純にコストを比較するのは難しいが、仮に(A)月に300MB通信するSIM、(B)月に200MB通信するSIM、(C)月に100MB通信するSIMの3枚のSIMを1年間使うようなユースケースを想定する。

「b-mobile fair」だと、120日間、もしくは(そのSIMで)1GBの通信を行うことで使えなくなる。よって、(A)だけが容量が理由で3ヶ月で更新する必要がある一方、(B)も(C)も120日間=4ヶ月間使える。よって、新規も更新も9,800円だとすると、(A)は4回更新する必要があるので、9,800円x4=39,200円。(B)も(C)も3回の更新でいいので、9,800円x3=29,400円になる。よって、3枚のSIMで98,000円。

一方、「ファミリーシェア1GBプラン」だと、3枚のSIMの月あたりの通信容量は100MB+200MB+300MBなので、1GBで収まっている。追加容量を購入する必要はないため、月額費用については2,940円から変動しない。よって、1年間運用したとして、2,940円 x 12 = 35,280円。その差額は62,720円。半額以下の64%offになってしまった。…思ったよりも大きな削減が可能なのかもしれない(汗)

値段だけなのか、と。

値段の比較からすれば、大丈夫かと思ってしまうし、サービスイン直後のサービスは少々不安ではあるが、もともと個人向けのサービスを使っているわけだから、サービスレベルなどもそんな高度なことは期待できないと思っていれば、大きな差もないのではないかと思わないでもない。

それに、b-mobile fairはグローバルIPをDHCPでダイナミックに割り当てている一方で、IIJmioのサービスはSPモードと同様にNATでサービスを提供しているらしいので、微妙な仕様の差もある。しかし、フツーに使ってみて、どっちもそこそこな品質のサービスであれば、安い方を選んでしまうのが人情ってもんだろうな。

なんか安いのでIIJmioの回線が混んでこないか…なんとなく心配ではある。