TwitterのTLより。
マクドナルドのキャンペーン
イギリスの「The Telegraph」にこんな記事「McDonald’s #McDStories Twitter campaign backfires」が載っている。どうやら、マクドナルドがTwitterを使ってキャンペーンを実施したらしい。「#McDStories」ってハッシュタグを使って、マクドナルド的深イイ話を流すつもりだったようだ。ま、おそらくはイメージ向上のためのキャンペーンってところだろう。
で、これが完全に炎上したってことで何が起こったか。
ハッシュタグの着火点
そもそもは、「#MeetTheFarmers」ってハッシュタグを使って、マクドナルドの食材を作っている人たちがどんなに頑張っているかについてTweet
をしたところから始まっているようだ。きっと、「#MeetTheFarmers」を使ったキャンペーンは何事もなく終わったのだろう。それで味をしめたマクドナルドは、第2弾として、ハッシュタグ「#McDStories」を使って、今度はマクドナルドでハンバーガーなどを提供するために頑張っている人たちのお話を流そうとした。
で、マクドナルドの担当者が2回ほどハッシュタグを使って投稿したあたりで事件は起こった。マクドナルドの担当者ではなく、Twitter
のユーザー(本来であれば、マクドナルドからのTweetを眺めることを期待されている側の人たち)が「#McDStories」を使って「My brother finding a fake finger nail in his fries.」(フライドポテトの中につめが入ってたのを兄弟が見つけた)なんてつぶやき始めた。さらに、マクドナルドを解雇された話や、マクドナルドの商品を食べておなかを壊したといった話が「#McDStories」を使ってつぶやかれ続けてしまった。マクドナルドが「#McDStories」を使って、意図したTweetができたのはわずか2回。あとは結局、マクドナルドにとっては完全にネガティブキャンペーンになってしまった…と
ハッシュタグは計画的に
ま、当たり前だけど、ハッシュタグは一方的なキャンペーンばかりでなく、誰でも使えるものなのでご利用は計画的に、ってところだろうか。しかし、簡単にネガティブキャンペーンにひっくり返されてしまうほど、イギリスのマクドナルドは恨みを買いまくっているんだろうか(笑)