ただつらつらと日記が書かれていくようです。

月: 2014年11月

さくらインターネットのVPSがリニューアルとな

どうやら、さくらインターネットがVPSサービスをリニューアルするらしい。

さくらインターネット、「さくらのVPS」のサービスリニューアルを実施:
http://www.sakura.ad.jp/press/2014/1120_vpsupdate/

インターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)は、I/O性能に優れたSSDを手軽な価格で利用できる仮想サーバサービス「さくらのVPS」のサービスをリニューアルし、2014年11月27日より提供開始いたします。また、コントロールパネルもより使いやすく一新いたします。

ま、スペックとか価格体系をざっくりと拝見する限りでは、LinodeDigitalOceanを強く意識したんだろうなぁ。

特にLinodeは、日本、しかも東京のKDDIのデータセンターにロケーションを持っているっぽいので、英語の管理画面がなんとか使いこなせたら、さくらインターネットのVPSよりもLinodeの方がかなりコストパフォーマンス的には優れているという印象ではあったが、さすがに追随してきたようだ。そもそも、さくらインターネットみたくクラウドの基盤を構築していれば、クラウドサービスから柔軟性を取っ払って値段を下げればVPSサービスは提供できそうな(かなり雑な妄想だが)気がするので、価格での競争においては、やっぱり抱えているサーバの数の勝負に収斂していきそうな気がする。

しかし、さくらインターネットのニュースリリース、価格とスペックに終始していて、ロケーションについて言及していないのはちょっと気になった。当然、石狩では提供するんだろうけど、東京や大阪のロケーションは相変わらず選択できるんだろうか。

0001docomoが使えてて、0000docomoが落ちるとか

docomo wifiが使えるカフェにやってきてみた。スマホのSIM認証で0001docomoってSSIDには接続できているが、MacBook Airで0000docomoに接続しようとすると、WiFi自体の認証は通るがIPアドレスが振られない。どうやら、DHCPサーバがダウンしているか、輻輳状態にあるらしい。

ただ、SSIDがちょっと違うだけで接続しているAPは物理的には同じだろうと思うが、0000docomoだけDHCPサーバが応答しないっても、なかなか切ない。もし、どこかからWiFi APの不具合を報告したら、リモートでAPをリブートしてくれるとか、そういう便利なフォームがないかと思ったが、見当たらず…。DHCPでIPアドレスが振られないとなると、どうしようもないしなぁ…地味に困った。ま、スマホのテザリング使えばいいんだけど、比較的大きな画像のアップロードやダウンロードをしなきゃならんので、かなか切ないしなぁ。

共用型のレンタルサーバにSSHでログインしてみたら…

とある共用型のレンタルサーバを使ってWordPressを構築することになったので、そのレンタルサーバが提供しているSSHでログインしてみた。

そしたら、(必要もなさそうだけど)dmesgが解放されてて、うっかり叩いてみたら、DellのRAIDカード(とはいえ、中身はLSIのMegaRAIDなんだけど)がちらっと見えた。

megasas: max_sectors : 0x230, cmd_per_lun : 0x100
scsi0 : LSI SAS based MegaRAID driver
Vendor: DELL Model: PERC H710 Rev: 3.13
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05
Vendor: DELL Model: PERC H710 Rev: 3.13
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05
SCSI device sda: 3904897024 512-byte hdwr sectors (1999307 MB)
sda: Write Protect is off
sda: Mode Sense: 1f 00 00 08
SCSI device sda: drive cache: write back
SCSI device sda: 3904897024 512-byte hdwr sectors (1999307 MB)
sda: Write Protect is off
sda: Mode Sense: 1f 00 00 08
SCSI device sda: drive cache: write back

ふむ、このレンタルサーバではDell製のサーバを使っているのかぁと思いながら、刺さってるのは少なくとも2TBのHDDが2本っぽい。…ってことはRAID1で運用しているのだろうか。

そういえば、他の某レンタルサーバでもRAID1を使っているっぽいって話を見かけたなぁ。最近のHDDはとにかく大容量化が進んでいるので、1台のサーバーにそんなに数多くのHDDを刺さなくてもRAID1でそれなりに大容量のストレージを積めるようになったってのは大きいかもなぁ…。ま、多くのユーザーはWebサーバにHTMLやjpegくらいしか置かないだろうから、ユーザーに提供するストレージ分だけストレージを積んでおく必要もないだろうし(仮に1ユーザーに10GBを提供して、1台のサーバに100ユーザー収納したからといって、そのサーバに1TBのストレージを用意してないとまずいかというと、そういう感じでもないだろうし)

…と、なんとなく見えたスペックを元にDellのサイトで見積もりを作ってみたら、フツーにDellから買うと、だいたい1台あたり60万円くらい、サポートも買って70万円を超えるくらいのサーバーかなぁって印象だった。ま、高くもなく安くもなく、よく売れてそうなサーバーって感じだろうか。

ElasitCacheのt2インスタンスとか。

そろそろ、ElasitCacheのredisサーバをセットアップしようと思って、AWSのWebコンソールを開いた。そんなに大規模なキャッシュとして使うわけでもないので、t2.microインスタンスくらいでいいかなぁと思ったら、multi-AZのチェックボックスを入れるとt2インスタンスが候補から消えるという…(汗)

さすがに、Webコンソールのバグではないだろうと言うことで、調べてみたら、AWSブログにしっかり書いてあった。

【AWS発表】ElastiCacheでもT2インスタンスタイプを利用可能に

T2インスタンスはAmazon Virtual Private Cloud内でのみサポートされています。 Redisのバックアップおよびリストア機能とRedis AOFは現在のところT2インスタンスではご利用いただけません。 通常の方法(コマンドライン、API、CloudFormation、コンソール)で起動することが出来ます。

おっと、マジかー(汗)

しかし、t2インスタンスがMulti-AZ(「バックアップおよびリストア機能」とMulti-AZは同じ意味なんだろうか…)とかAOFが使えないのって、t2インスタンスがephemeralディスクを持っていないこと(m1インスタンスとかって、HDDだけど、一応、ephemeralディスクを持ってるし)と関係があるのかなぁ…と妄想してみる。リカバリーする際にephemeralディスクを使ったりするんじゃないだろうか。もしそうだとすると、t2インスタンスでこれらの機能を使おうとすると、一時的にしろEBSをアタッチするなんて方式で実現するしかなさそうなので、なかなか大変そうなわけで、そうなると「現在のところ」ってのは割と長い時間に渡ってこのままなんじゃないかという気もするな。

さて、Single-AZでt2インスタンスを使うか、Multi-AZでm1インスタンス使うか…ケチケチで構築しようとすると、なかなか微妙な選択肢を迫られるなぁ…いやはや。