最近、keepalivedなんかを動かすために、強烈なCPUパワーはないけれど、そこそこ動いて、低電力で小型なサーバがないものかと漁っていたら、SUPERMICROがAtomを搭載したマザーボードをリリースしたらしい。

ページが見つかりませんによると、

サーバ向けをうたうSUPERMICRO製のAtomマザーボード。Atom 230搭載/デュアルチャネルメモリアクセス対応で、ICHには同種製品で初めてICH7Rを採用している。フォームファクタはFlex ATX。

紹介されているのは、Atom N230を搭載した安いモデルだけど、Atom N330(デュアルコア)で、かつ、オンボードでNICが2枚刺さっている上位モデル(「X7SLA-H」)がいい感じだと思われ。でも、NICが蟹さんってのがなぁ…あんまり好きになれないような気がするが、ま、仕方ない。

X7SLA-H

で、SUPERMICROは、このマザーボード用に(NECのハーフサーバ風の)1Uのシャーシもリリースするらしい。シャーシの奥行きが短いので、ラックの前と後ろと前からサーバを刺して、1Uなのにサーバが2台刺さっている状況が作れるのかも。

SC502L-200B

ま、Atomマシンなら、電源が200Wくらいあれば十分そうだし、3.5インチドライブ1個の代わりに、2.5インチドライブを2つ搭載して、RAIDってのも実現できそうだし。用途は慎重に選択する必要があるのかもしれないけれど、サーバを安く構築できそうで、なかなか悪くないような気がする。