ただつらつらと日記が書かれていくようです。

月: 2015年8月

Linode TokyoにはKVMが来ていない

Linodeのブログを読んでいたら、こんな記事があった。「Linode turns 12! Here’s some KVM!

To celebrate, we’re kicking off the next phase of Linode’s transition from Xen to KVM by making KVM Linodes generally available, starting today.

どうやら、Linodeが仮想化基盤をXenからKVMに切り替えるらしい。KVMだと準仮想化ドライバが使えるようになるけど、一旦は完全仮想化から始めるらしい。とはいえ、起動とか速くなるぜとのことではあったんだけど。

いざ、XenのLinodeをKVMに切り替えるためにはダッシュボードからクリックするだけで…と書いてあるけれど、dashboardにそんなリンクが見当たらない。んで、試しにカリフォルニアのfremontで動かしてるLinodeのDashboardを覗いてみると…そのリンクが出てきた。ということは、Linode TokyoではKVMが使えないのかも…と思ったけれど、ブログの記事にはそんなこと書いてないのでどうなっているんだろうと思っていたが、forumを覗いてみたら、こんな記事があった。「Linode KVM (beta)」んで、そこにはこんな記載があった…。

The Linode KVM beta is now in all DCs except for Tokyo.

まぁ、つまるところ、Betaリリースしてたときから、TokyoにはKVMのサーバが用意されていなかったようだ。そりゃ、本番投入もないだろうなぁ…いやはや。Tokyoのラックは値段が高いから、なかなか余剰なサーバ(ユーザーのクリックをトリガーによって移行を可能にさせるなら、ある程度の余剰サーバを設置するしかなさそうだし、設備の稼働率の低下は覚悟しなきゃならないだろうな)を突っ込んでおくのが難しいってことだろうか。

そのうち、TokyoにもKVMのサーバが設置されることを首を長くして待っておこう。

シンガポールが遠かった…。

うーむ、やっぱり東京からはシンガポールよりカリフォルニアの方が近かったか…。

東京からシンガポールのLinodeまでのpingのRTTが270msくらい。んで、東京からカリフォルニアのサンノゼ近くのfremont(たぶんHurricane Electricだな)のLinodeまでのpingのRTTが170msほど。日本からアジア各国向けの海底ケーブルが増設されているとは思うけど、日米間の海底ケーブルに比べるとまだまだ規模が小さいんだろうか…。それともネットワーク的に迂回しているとかか。それとも、シンガポールのLinodeのネットワークが混んでるとか…?うーむ。