ただつらつらと日記が書かれていくようです。

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Verisignのpublic DNS

どこかのblogで見つけたんだけど、Verisignがいつの間にかPublic DNSを公開していたらしい。試しに、ちょっと問い合わせてみた感じだと国内にサーバがなさそうな感じ。うーむ。

ちょっと前のGoogleのPublic DNSみたいな感じだろうか。全く根拠はないんだけど、アメリカの西海岸か中西部あたりの問い合わせてるような雰囲気。ちょっと遅い。国内にサーバが設置されたら、使い勝手が良くなるんだけどなぁ。普段使いするにはISPのリゾルバで十分な雰囲気かなぁ。

そういえば、VerisignのWebページにはこんなことが書いてあった。

他のほとんどのDNSサービスとは異なり、ベリサインではプライバシーを尊重します。パブリックDNSデータを第三者に販売したり、広告提供を目的としてクエリをリダイレクトしたりすることはありません。

との記載が。ふむ。public dnsを提供してるみなさんはそういうビジネスモデルなのね。

DNSとか、Route53でいいんじゃないかとか。

さて、DNSサーバをどうしたもんだか、ぼんやりと考えている。Webでサービスを提供するための前提条件みたいなものだから、非常に重要…ではあるけれど、冗長構成が前提なDNSサーバーがどうにかなって困ると言うことはあまりないせいか、その重要性が理解されづらい。

また、DNSサーバに求められる要件も特段ややこしいことはなく、普通に落ちない鯖であればokで下手なハイエンドマシンなんかもったいない…そんな感じがDNSの存在を埋没させてる気がする。

要するに、いちいちサーバを用意したりするような手間はかけたくないが、ちゃんと動いてて欲しいのがDNSサーバーと言うことになる。

そう考えてみると、極めて簡素にDNSだけ預かりますってサービスに預けてしまうのが手っ取り早いが、フツーのレンタルサーバサービスではDNSだけってサービスは意外と提供されていない。そこで、クラウドである。

AmazonのAWSで提供されている「Route53」っていう名前のDNSサービスが、まさにそのサービスだった。しかも、しばらく前まではAPIしか提供されていなかったのだが、改めてWebの画面が提供されたことで簡単にゾーンファイルを編集できるようになった。

しかも、「Route53」は、世界各地のAWSの拠点において、anycastで提供されているわけだら、ネットワーク的な遅延なども少ないし、冗長性も確保されているだろう。しかも、1ドメインが$0.5くらいで提供されているというのがまた魅力的だ。いくつかのドメインを持っているとしても、「Route53」と単純に価格比較したら、わざわざDNSサーバを購入する妥当性は生まれてこないだろう、という気がする