ITProに、「IPAがITアーキテクトなど9職種の“理想の人生”を作成」って記事が載ってた。(以下の引用は同記事より)

情報処理推進機構(IPA)は2010年3月をめどに、ITスキル標準(ITSS)で規定された11職種のうち、マーケティングとセールスを除く9職種のモデルキャリア(標準的なキャリア経歴)を文書化する。モデルキャリアの策定に当たっては、各職種とも10名程度の現役エンジニアにインタビューしてまとめる。モデルキャリアを提示することで、学生や若手エンジニアに広がる将来への不安感の払拭を狙う。

ま、そもそも、理想となるエンジニアが身近にいないから、若手エンジニアは将来に不安を感じているって側面があるんじゃないかという気がしていて、どこか別の会社のすげーエンジニアを紹介されても、それはそれで微妙なんじゃないだろうか…という不安感が(汗)

モデルキャリアの策定に当たっては、各職種とも40代前後の現役エンジニア10人程度に聞き取り調査する。「ITSSのレベル4に相当するスキルを備える現役エンジニアにインタビューをすることで、若手エンジニアが身近に感じられるモデルキャリアを作る」(IPAの武井幸三IT人材育成部ITスキル標準センター企画グループリーダー)。

うーむ、よくわからんが、なんで「レベル4相当のスキルを備えるエンジニア」=「40歳代のエンジニア」なんだろう。どうせ事例紹介するなら、例えば、若手にも関わらず、レベル4なエンジニアを紹介した方がいい刺激になるんじゃないか…と、うっかり思ってしまった。…が、うがった見方かもしれないが…IPAもしくはITSS的に、40歳代にならないと(=それくらい時間的な経験を積まないと)レベル4に到達しないってことではないと思うけど…。