最近、さくらインターネットでレンタルサーバを契約したユーザはMySQL5.1が使えるようになっているのだが、さくらインターネットのMySQLサーバ群にMySQL5.1が導入される前にMySQLのDBを持っていたユーザはMySQL4を使っている…と。

で、私は、さくらインターネットのレンタルサーバにWordPressをインストールして使っているわけだけど、今度のバージョン(Ver.2.9)から、要求されるMySQL4のバージョンが少し上がってしまったらしく、私が使っていたMySQLサーバではWordPressの要求を満たせなくなった…つまり、バージョンアップできなくなってしまった。

…というわけで、勢いに任せてMySQLのバージョンをアップすることに決定。基本的にさくらインターネットのレンタルサーバでは、使えるMySQLのDBの数が決まっているので、MySQL4のDBを返却(ま、結局は削除)して、MySQL5.1のサーバを借りることになる。基本的には、MyPHPAdminを使って、MySQL4のダンプをとって、MySQL4のDBを削除、でもって、改めて、MySQL5.1のDBを作成して、ダンプしたデータを戻すという作業が必要。まぁ、さくらインターネットのレンタルサーバのコントロールパネルとMyPHPAdminがあれば、片付く作業ではあるけれど、面倒くさい。

で、とりあえずやってみたところ、MySQL4のダンプデータが一部、おかしくなっていたのを、DBを削除した後に発見(UTF-8のデータなんだけど、ダンプして取得したファイルをテキストエディタで見てみたら文字化けが発生みたいな…)したので、この作業をやる人は、ダンプデータに文字化けが発生してないことを確認してから、DBを消すのがいいんじゃないかと(とはいえ、壊れていたのは、古いMovabileTypeで使っていて、放置していたテーブルなので実害はなかったんだけども…)

一応、コントロールパネルからMySQL4のDBを消して、再度、コントロールパネルからのDBの管理画面に行くとパスワードを入力するだけで、MySQL5.1のDBが確保できる。しかし、MySQLのサーバ名が変更されるので、あとは、WordPressの設定ファイル(wp-config.php)に書いてあるMySQLサーバの名前を変更すれば、元通り、WordPressが動くようになったし、WordPress2.9.1へのアップグレードも簡単に終了した。