昨日、会社のルーター(RT57i)がパフォーマンス不足になって、ちょっとややこしいことになったので、勢いよくRTX-1100に交換してみたら、きれいにはまった(涙)
まぁ、もともと使っていたRT57iの設定を流用しつつ、無駄なNAT設定や意味不明な設定を見直そうとしたときに、コンフィグに余計な設定を追加しちゃったのが原因だったことが後からわかる…のだが、ま、その時は気がつかないわけで(汗)
RTX-1100に交換して何が起こったのかというと、RTX-1100に交換してパフォーマンスの向上を期待したにも関わらず、すさまじいパフォーマンスのダウン。
とりあえず、つながっているんだけども、SFTPでファイルをダウンロードし始めたら、スループットがRT57iを使っていた時の10%くらいになってた(涙)
さらに、イントラネットのマシンからイントラネット側のIPアドレスにPingを打ったらRTTがすんごいことになった。ファストイーサネットなLAN(間に入ってるスイッチングハブが2つくらい)なのに、RTX-1100にPingを打つと600msとかかってる(汗)てか、太平洋超えても200msくらいじゃないのか…と。
まず、RTX-1100に余計なフィルター設定をしたんじゃないかと思って見直してみたが、その辺はRT57iの時と変わらず。RTX-1100にすることでハードウェア性能は向上しているはずなので、同じ設定であれば、こんなことは起きるはずもない。
イントラネット側のIPアドレス宛のPingのRTTがすんごいことになっているにも関わらず、RTX-1100のCPU使用率は10%以下のまま。RTX-1100自体が輻輳している訳じゃないことがわかった。
…で、設定を見ながら、ふと目にとまったのがこの1行。RT57iの頃にはなかった設定で、なんとなく追加した1行。
lan type lan1 100-fdx
この設定は、RTX-1100に搭載されてるイーサネットポートの通信速度を100BASE-TXのFull Duplexに固定する設定と。
そういえば、RTX-1100が刺さってるのは、非管理型のギガビットイーサ対応のスイッチングハブ…(汗)あ、やばいかも。
というわけで、この設定を
lan type lan1 auto
に、変えた瞬間にSFTPのスループットもPingのRTTも大幅に改善するわ…と。とりあえず、問題は解消。
なんか、最近、データセンター用のL3スイッチいじってたから、通信方式は固定すべきなんて無意識に思ってたのが仇になった。確かに、データセンタに置かれてるような(高い)スイッチは、スイッチ側で通信方式を固定させられるから、接続するマシンの通信方式を固定しても、うまく接続できるわけで…。一方、オートネゴシエーションにするとややこしいことになるから、わざわざ、スイッチとマシンに設定を施して固定するという背景があることも確かだしなぁ(遠い目)
ただ、ポートの通信方式を設定できないスイッチにマシン(とか、NW機器)を接続するときは、とりあえず、オートネゴシエーション設定にするしか選択肢がないんだろうなぁ…って、そんなことは当たり前ですか、そうですか(涙)
…やっぱり、ネットワークは難しいなぁと…。
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