EC2でインスタンスを起動しようとしたら、VolumeTypeのところが「Maginetic」「General Purpose(SSD)」「Provisioned IOPS(SSD)」に拡張されていることに気がついた。例の如く、日本語のドキュメントは間に合っていない雰囲気だけど、英語のドキュメントは用意されている。→「Amazon EBS Product Details」を開いて、英語に切り替えると、それぞれのVolumeTypeの詳細が表示された。

端的には、SSD-backedなEBSが使えるようなったらしい。で、これまでのstandardのEBSはMagneticと改称された(ま、SSDじゃないってことはHDDなんだろう)。んで、そのIOPSは、Magneticが平均すると100IOPSくらいで、General Purpose(SSD)が使う容量の3倍のIOPSらしい。つまり、20GB使うと、60IOPS。Magneticより少ないじゃないか…と思いがちだけど、30分の間、3000IOPSまでバーストすることができるらしい。うーむ。30分ってどういうことだろう。3000IOPSが30分続くと制限される(制限されて、使っている容量の3倍のIOPSになるのかな)ってことかな、と勝手に理解しておこうかと思うけど、…なんか違うような気もするな(汗)

んで、料金体系を眺めると、東京リージョンで、「General Purpose(SSD)」が$0.12/GBで、「Maginetic」が$0.080/GB。だいたいSSDの方が1.5倍くらいの値段か。ただ、これに加えて、「Maginetic」の方はI/O requestの課金が加わるが、「General Purpose(SSD)」にはそれがないっぽい(「Provisioned IOPS(SSD)」にはありそうだけど)これまでのEBSのbillを見る限り、割とI/O requestの課金で課金されている雰囲気なので、GB単価で1.5倍の価格差はあれども、意外とと「General Purpose(SSD)」がお得なのかもしれない。

ま、LinodeやDigital OeceanがSSDを積んで、それなりに安いVPSをリリースしているので、業界のリーダーのAWSとしては無視できないってことなんだろうか。

追記:
AWSのブログに、「General Purpose(SSD)」のIOPSに関する解説を見つけた。うーむ、難しい。。。

【AWS発表】新しいSSDベースのElastic Block Storage
http://aws.typepad.com/aws_japan/2014/06/new-ssd-backed-elastic-block-storage.html