さくらインターネットのサポートに、「XXXXってできますか?」ってYes/Noで答えられる質問を投げかけたら、しれっと設定例が返ってきた…って、設定例じゃ答えになってないんだけどなぁ…。むしろ、非公式FAQの方が役に立つってオチですか、そうですか。
さくらインターネットも台数が増えて、顧客が増えて…って流れの中でサポートセンターの中の人のテクニカルなレベルが低下してるんだろうかとふと思う。
ただつらつらと日記が書かれていくようです。
さくらインターネットのサポートに、「XXXXってできますか?」ってYes/Noで答えられる質問を投げかけたら、しれっと設定例が返ってきた…って、設定例じゃ答えになってないんだけどなぁ…。むしろ、非公式FAQの方が役に立つってオチですか、そうですか。
さくらインターネットも台数が増えて、顧客が増えて…って流れの中でサポートセンターの中の人のテクニカルなレベルが低下してるんだろうかとふと思う。
WikipediaのFreeBSDのページを見てると、使用例の欄に以下のような記載がある。
ライブドア – ほとんどのサーバOSがFreeBSD
そんなわけで、「そうか、livedoor(のポータル)って、FreeBSDで動いているんだ」と思っていた。で、NetCraftで調べてみると、確かに、しばらく前までFreeBSDだったんだけど、最近はF5なBIG-IPになっていて、きっとBIG-IPの配下でFreeBSDががんばってるんだと思っていた。
しかし、livedoor開発blogの「1000台の子供達 – livedoorを支えるサーバ群 –」ってエントリーを拝見すると、
現在のポータルサーバの主流OSはCentOSです。新規にセットアップされるものの99%が、このOSになります。
…って(汗)ああ、そうなのか、livedoorはCentOSなのか。BIG-IPの配下でがんばってるのは、FreeBSDなサーバではなく、CentOSなIBMサーバ群ってのが真相のようで。きっと、膨大なサーバ群をリプレースしていく過程で、OSもFreeBSDからCentOSに変えていったのかと思うと、さすがlivedoorさんだなぁ…なんて思ったりする今日この頃。
個人的には、CentOSが何かと楽ちんな気がするけれど、FreeBSDの無骨な感じ(特にインストーラーとか)も悪くないし、デフォルトの設定が「堅い」(最初から誰でもsuでrootになれないとか)のはFreeBSDの方だったりするんじゃないかと思ったりする。…と、偉そうなことを書いてる割には、FreeBSDを触って1週間ですが、何か(汗)
GIGAZINEに「CPUから発する高熱でポテトを揚げる」って記事が載っていた。
要は、マザーボードごと食用油に浸し、なんか強烈な演算でもさせて、CPUやその他のチップから熱を発生させ、食用油を温めてポテトを揚げてしまおうってことらしく…。
ざっと、写真を見た感じでは、拡張カードらしきモノがささっているが、これがまた見慣れない感じ。なんとなくグラフィックカードっぽい形ではあるけれど…。で、上からの写真をよーく見てみると、マザーボードに刺さっているのは、伝説のファミカセ型CPUである「PentiumII」ではないでしょうか。まぁ、十分な発熱量があれば、フライヤー代わりには使えるかもしれませんが(汗)一般的にはゴミなハードウェアですな。
うーむ、PentiumIIの発熱量って微妙に記憶がないんだけど、ポテトが揚げられるくらい発熱してたっけ…。
…てか、(マザーボード上の)埃がたっぷりの油で揚げたポテトは食べたくないなぁ。
RMAってのは、Return Merchandise Authorizationの略らしく。要するに、SeagateのようなHDDメーカー自身が返品保証を付けて製品を流通させ、製品が故障するなどした場合に、ユーザーから直接HDDメーカーに返品することで代替製品を受け取れる…といった制度っぽい。ただ、Seagateの場合、返品する部分の輸送費はユーザーが負担しなくちゃいけないらしい。代替品の発送にかかる輸送費は負担してもらえる。
…で。
今回、社内のPCで使っていた「ST3500320AS」(ファームウェアバグで問題になったBarracuda 7200.11の500GB)は、ファームウェアの更新済みにも関わらず、使用開始から1年も経過していないのに(かつ、普通のPCの使い方しかしてないのに)に不良セクタ(代替処理済みセクタ、回復不能セクタ)が、かなりの数が発生していて、なんとなくこりゃまずそうだなと思い、交換用のHitachi(さすがに次もSeagateを選ぶ勇気はなかった)のドライブを買ってきて交換しておいた。
で、PCから外した、不安の残るBarracudaを捨てずに、RMAでSeagateに交換してもらうことにした次第。
まずは、Seagateのサイトで申し込み。トップページから「保証サービス」に飛んで、「ゲスト ユーザでドライブを返品する」に移動すると、返品するHDDのシリアルナンバーなどが聞かれるので入力し、保証が有効であることを確認。で、発送元の情報を入力すると、国内に送るか、シンガポール(…だったかな)に送るか選べるので、国内を選択。
で、私の場合は、SeagateのHDDを買ったときのブリスターパック(HDDを包むプラスチックケース)が置いてあったので、それで1段目の梱包とした。で、さらに、小さな段ボールに、ブリスターパック入りのBarracudaと、その周りに緩衝材を詰めて宅急便で返送完了。一応、RMA番号とSeagateのHDDが入っていることを品物欄に書いておいた。発送先は、成田にあるUPSの拠点っぽかった。
返送してしばらくは何の反応もなかったけれど、5日後にメールが届いた。タイトルは「Seagate RMS Receipt Acknowledgement」。どうやら、代替品をシンガポールから発送したっぽい。そのメールの中に、Tracking Numberが書いてあったのと、どうやらUPSで送られてくるらしいということで、UPSのサイトから代替品のHDDを追跡してみた。
UPSのサイトによれば
という経路。「おお、本当に国際便だぁ」と、なぜかコーフンしてしまった(汗)
で、届いたのは、発送したときの小さな段ボールと比べると4倍くらいの大きさの段ボール。緩衝材も私が使ったような安物ではなくて、スポンジだった。でも、入ってるのはHDD一個。
で、届いた代替品をよく見てみると「Certified Repaired HDD」だった。うっかり新品を期待してしまったが、修理品とはいえ、きっと不良セクタがないドライブなんだから、まぁ、よしとしようかと(もともとバルクドライブで買ってるってのもあるし、HitachiだとRMA制度がないっぽいし。)
会社で使ってるWindowsXpなPCにFirefox3が入っていて、普通に使っていたつもりだった…が、Firefoxを終了させた後で、プロセスが消えずに、そのまま居残った上で、なんだかもう他のアプリケーションの動きを一切許さないくらい猛烈にHDDにアクセスする(タスクマネージャで各プロセスごとのIOを眺めていたら、firefox.exeだった…と。)という謎の症状を見せており、最近、イラっとくるくらいに深刻になっていた。
で、google先生やbloggerのみなさまの知恵をお借りして、このFirefoxの挙動不審の解消に繋がりそうなことがいくつかわかった。
…というわけで、FirefoxのSQLiteのデータを見てみることにした。
「Documents and Settings」->「(ユーザ名)」->「Application Data」(隠しフォルダ)って探していって、さらに「Mozilla」->「firefox」のディレクトリの下にようやく「profiles」ってディレクトリがあって、さらに掘ると、拡張子が「sqlite」なファイルがいくつか見つかった。で、その中の「places.sqlite」が、中でも巨大で450MBくらいになっていた(汗)Firefox3がベータ版だった頃から使ってるプロファイルなので、どこかでうっかりでっかくなってしまったんだろうなぁ…。
で、FirefoxのSQLiteのデータにアクセスするためのFirefox Add-onを入れて、SQLiteのデータをVacuumしてみたが、たいして小さくならず…(汗)
このまま放置しても解決しそうになかったので、一旦、Firefoxを終了させて、勇気を出して「places.sqlite」を削除。で、Firefoxを再起動したら、「places.sqlite」が再び作られたので、とりあえず一安心。あと、終了後のHDD猛烈アクセスがなくなって、軽くなった気がする。(…ただ、起動はしたけど、履歴とか、ブックマークのFaviconとか消えたっぽいので、オススメはしないです)
SQLiteの絡みは、また再発しそうだったので、「SQLite Optimizer」ってAdd-onを入れてみた。これからしばらく経過観察する予定。
NagiosでMySQLを監視してみたりしているが、これに関しては付属のプラグインを使って実現できた。じゃ、次にMySQLのレプリケーションがちゃんと動いているかどうかを監視しようとすると、Nagiosのサイトからダウンロードできるプラグインではちょっと難しそうだった。(確か、MySQLに対してクエリーを実行してくれるプラグインはあるんだけど、戻り値が数字じゃなきゃダメみたいな感じだったので…。)
そんなわけで、なんかないかなぁと思っていたら、Google CodeにPHPで書かれたNagiosプラグイン集があって、そのなかにMySQLのレプリケーションをチェックできそうな(…まだ見つけただけ)プラグインがあった。ちょっと試してみるか…と独り言。
NTTデータの山下社長が日経コンピュータのインタビューに答えている記事を発見。
おぉ、さすがはNTTデータ。山下社長がやろうとしていることが壮大だ。「3倍速の開発」ということで、地球の自転に合わせて、仕様書とかソースコードといった成果物が世界中を飛び回る(…というよりは、地球上で、起きてる人たちが成果物を常にいじくり回してるって感じか…)ようなシステム開発をやるんだそうな。
会社が24時間眠らないで、24時間連続して開発を続けられる仕組みを作りたい。例えば、日本で8時間設計したら、インドかヨーロッパで8時間製造し、それを南米に持っていって8時間試験をする。日本から見ると、朝来ると、自分が設計したソフトが製造され、一通りの試験が終わって手元に来ている。
確かに、実現できれば、システム開発にかかる期間は短くなりそうだし、コスト削減効果も得られるのかもしれないなぁと思う。
…が、しかし(汗)
もし、NTTデータが受託するであろう規模の案件を、ウォーターフォール風の従来の開発プロセスのまま、「3倍速の開発」に放り込んだら、単なるオフショア開発みたいになるんじゃなかろうか。例えば、設計は日本で何ヶ月かかけてやるんだろうし、その後の製造、試験はインドや中国あたりに投げてやってもらうみたいな。…って、たいして速度は上げられなさそうだ(汗)。
ということは、例えば、「設計して、作って、テストして」というプロセスをかなり小さくして、反復するような開発手法になるんだろうな。それも1日分の仕事を世界で分散するとなると、相当、細かくすることになりそう。でも、ウォーターフォール風の開発プロセスに慣れまくってる組織が新しい開発プロセスになじめるのかな。
あと、山下社長は、さりげなく「日本で設計して…」とおっしゃっているが、日本だけが設計工程を担当するよりも、もし、設計工程を世界中で分散できれば、開発速度は上がるんじゃないだろうか。そして、おそらくは製造、試験工程も同じことが言える(…むしろ、製造、試験の方が適用可能性が高いか…)ような気がするわけで、仮に、ウォーターフォール風の開発プロセスを採用するとしても、もし、世界中で、同じ仕事を同じレベルで分担できるのであれば、まさに「3倍速の開発」が可能なのかもしれない。
例えば、製造、試験工程であれば、日本でソースを書いたら、そのレビューとか試験を中国でやってもらって、さらに、インドで追記し、インド追記分のレビュー、試験をヨーロッパでやって、アメリカでさらにソースを追記し、そのレビューを日本でやるといったプロセスを延々と繰り返す…といった感じだろうか。
それは、この辺で山下社長が語っていることかも。
今でも、製造工程に入っている案件で海外に渡しているものはあります。例えば、日本で書いたソースコードを北京の子会社に送ると、北京の方でソースコードのチェックをわーっとやって、ぱっと返してくれる。こういうサービスは社内ではやっているんですよ。
でも、それはあくまでもソースチェッカーのところだけなので、もうちょっとロジックまで追って、びしっとやってみたいじゃないですか。自動生成したものも含めて、全体のロジックがきちっと確認できるとか、業務知識がからむところまで世界各国でやれるようになったら、すごく効率が上がると思う。
もし、そうなってくると、おそらくは設計書は英語で書かなきゃならないだろうし、ソースコードのコメントも、試験報告書もバグ票も英語ってことになるわけで、実は、日本の開発者が英語ができないこと(…あと、もしかすると、ソースコードを書けないこともか?)が、最大の障壁になりそうだが…根が深そうなので、この辺は簡単には解消しないだろうな。
確かに、「3倍速開発」は、NTTデータなどの日本のSIerにとってはチャレンジではあるんだけど、一方、世界的なパッケージソフト屋さんって、普通に、そういう世界分業体制を敷いてそうな気がするけど、どうなんだろうと、ふと思う。
もとい。
山下社長が興味深いことを語ってた。「ずっと気になっていたのだが、そもそもNTTデータの社員は開発をしているのか」という問いに対して、
非常に危機感を持っていて、現状は何しろ内製率が低い。正直にお話すると全部合わせても3割とか3割5分ぐらい。残りは協力会社の方々に手伝ってもらっている。
とのこと。
私、NTTデータで30%~35%も内製してたことに驚いてしまいました(汗)とはいえ、Intramartなんかのパッケージを作ってる部隊の数字も併せて全社平均してるような気がしないでもない今日この頃。。。
内製化率を増やしたいという考えは前からあった。そもそも大昔、電電公社がDIPSというメインフレームを手掛けていた頃は、みんな自分たちの手でプログラムを作っていた。それこそ私なんかも入社してからずっとデータベース担当だったから、設計の中身にまで携わってアセンブラまで使っていた。
…おっと、どっかで聞いたことある話だなぁ(笑)山下社長のような方が内製化を進めて「内製=コスト高」が目に見えるようになった頃に勇退。で、その後の偉い人が「コスト削減」を旗印に、外注率を上げていって勇退。で、次の人が、また危機感を覚えて内製率を上げていくということの繰り返しにならなきゃいいけど。
人生のどこかでプログラムを作る仕事を経験した方が絶対に面白い。一生やれと言われると少し考えるけれど。20代あるいは30代の前半くらいまでに真水の仕事をどれだけやったか、その後の人生の豊かさにつながります。
えーと、そろそろマジメに真水な(汗)コーディングしますか…ね(笑)
私は、長らく、さくらインターネットのレンタルサーバを利用しているが、直近のメンテナンスに伴ってサーバが交換されたようだ。
確か、私が借りてるサーバはPentium4で動いていたと思ったけれど、OSのバージョンアップと一部のサーバのハードウェアを交換するというお知らせが来たので、ちょっとコントロールパネルで見てみたら、使っているサーバのCPUがCore2Duoに変わっていた。CPUだけPentium4からCore2Duoに交換するってのは難しいので、サーバのハードウェアがごそっと交換されたんだろうなぁと。
さくらインターネットの社長のBlogによれば、負荷上昇が原因で、ハードウェア交換が実施された模様。
で、ascii24の古い記事によれば、さくらインターネットが個人向けのサービスを一新したのが2004年頃。で、おそらく私はそのサービス投入直後から使っている(…と記憶しているが…)はずなので、サーバはだいたい5年近く運用されて交換されたことなる。
今回は負荷対策ということなので、必ずしも寿命に伴う交換(まぁ、寿命が訪れてハードウェアを交換するんじゃ遅いわけですが)ってわけではないけれど、なんとなくサーバの交換時期に関して参考になるような気がした。
Nagiosの設定をつらつらと書いていたときに、Serviceのチェックはしたいけれど、IPアドレスにPingを打って死活チェックして欲しくないケースに直面した。例えば、ICMPパケットが通らないけど、HTTPは通るようなネットワーク(例えば、イントラネットからルーターを経由して、データセンターに置いてあるWebサーバを監視したいけど、そのルータがご丁寧にICMPパケットを落としてくれる設定になっていていじれない…みたいな)を経由して、Webサーバの死活チェック(とレスポンスタイムのチェック)をやりたいようなケースとか。こんなケースでHostCheckすると、ネットワークが原因でPingのレスポンスが帰ってこないもんだから、DOWNと判断してくれるのでうっとうしいなぁと。
で、Nagiosのドキュメントを読んでみると、max_check_attemptsの項目のところにさりげなく
To bypass the host check, just leave the check_command option blank.
って書いてあったが、blankにしても、「blank」って書いても設定ファイルチェックでエラーが検出されて、さっぱり先にすすまない(汗)ので、仕方ないので「check_dummy」プラグインを使って、とりあえずOKを返すコマンドを自作した。
とりあえず、こんなコマンドを定義。
# ‘return_ok’ command definition
define command{
command_name return_ok
command_line $USER1$/check_dummy 0
}
define host{
use linux-server
host_name HOGE
alias HOGE
address XXX.XXX.XXX.XXX
check_command return_ok
max_check_attempts 1
}
みたいな感じで呼び出してあげると、HostCheckの結果はとりあえずOKになる。こんな対処でいいのか疑問はあるけれど、とりあえず、ま、いっか(汗)
*1:例えば、イントラネットからルーターを経由して、データセンターに置いてあるWebサーバを監視したいけど、そのルータがご丁寧にICMPパケットを落としてくれる設定になっていていじれない…みたいな
最近、keepalivedなんかを動かすために、強烈なCPUパワーはないけれど、そこそこ動いて、低電力で小型なサーバがないものかと漁っていたら、SUPERMICROがAtomを搭載したマザーボードをリリースしたらしい。
「ページが見つかりませんによると、
サーバ向けをうたうSUPERMICRO製のAtomマザーボード。Atom 230搭載/デュアルチャネルメモリアクセス対応で、ICHには同種製品で初めてICH7Rを採用している。フォームファクタはFlex ATX。
紹介されているのは、Atom N230を搭載した安いモデルだけど、Atom N330(デュアルコア)で、かつ、オンボードでNICが2枚刺さっている上位モデル(「X7SLA-H」)がいい感じだと思われ。でも、NICが蟹さんってのがなぁ…あんまり好きになれないような気がするが、ま、仕方ない。
で、SUPERMICROは、このマザーボード用に(NECのハーフサーバ風の)1Uのシャーシもリリースするらしい。シャーシの奥行きが短いので、ラックの前と後ろと前からサーバを刺して、1Uなのにサーバが2台刺さっている状況が作れるのかも。
ま、Atomマシンなら、電源が200Wくらいあれば十分そうだし、3.5インチドライブ1個の代わりに、2.5インチドライブを2つ搭載して、RAIDってのも実現できそうだし。用途は慎重に選択する必要があるのかもしれないけれど、サーバを安く構築できそうで、なかなか悪くないような気がする。
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