ただつらつらと日記が書かれていくようです。

月: 2012年10月

クラウドコンピューティングEXPOを見に行ってきた。

幕張メッセで「クラウドコンピューティングEXPO」っていう展示会が開催されていたので、それを見に行ってきた。そのメモ。

いろんなEXPO同時開催

私は、「クラウドコンピューティングEXPO」ってのを見に行ったつもりだったけど、「情報セキュリティEXPO」とか「スマートフォン&モバイルEXPO」などいろいろと同時開催の展示会があった。

ま、幕張メッセを使ってりゃ、それくらいの同時開催は…と思ったけれど、実際に使っていたのはホール2つ分。実際にうろうろしてみたけれど、1つのEXPOのスペースはかなり狭いような気がした。個人的な感想だけど、「クラウド関係でこんだけしかないのー?」って感じだったし、「クラウドコンピューティングEXPO」のエリアを歩いているつもりだったが、気がついたら、「スマートフォン&モバイルEXPO」のエリアに踏み込んでいたりした(汗)同時開催されている展示会は、それぞれ近い内容のモノばかりではあったけど、ごった煮感は否めず、いろんなテーマの展示会を開きたいけれど、それぞれでは独立できる規模にならなかったので共催しましたって感じではあった。

クラウドと展示会

クラウドと一言に言っても、いろんなベンダーがいろんなサービスを提供しているので、コトはなかなかややこしいけれど、例えば、パブリッククラウドでお馴染みのAmazonとか、Microsoftとかの出展はなかった。また、他の有名処の出展がどーんとあるって感じでもなかった。

なんかちょっと残念な感じだったけれど、この辺も時代が変わりつつあるんだろう。というのは、AmazonやMicrosoftもPRはしたいはずだし、実際にやっているんだと思うけれど、おそらくは幕張メッセや東京ビッグサイトでやるような展示会、それも、いろんなベンダーがごちゃっと集まってくるようなモノには興味がないんだろう。その辺の展示会で生まれるような、サービスとユーザーの接点作り(古いモデルだけど、AIDMAでいうところの、AとかIの部分)は、Webがその役割を担っているわけで、Webで十分に情報を得た人たちに実際にハンズオンで使ってみる機会を提供したり、ユーザーの事例を提示するようなイベントをやったりしているわけだし。

IT系のニュースサイトにネタが出てこないようなスタートアップなIT系機器、ソフトウェアベンダーにとっては、展示会のニーズは相変わらずなんだろうけども。

そういう意味では、「クラウド」にまつわる話題を広くフォローするためには、従来型の展示会ではなくて、ベンダー主催のイベントや、IT系の勉強会、あと、Webの位置づけが大きくなっているんだろう。

展示会とITギョーカイの景気

あの手の展示会は、ギョーカイの景気を反映しているという側面があるような気がする。さて、今回の展示会に、ITギョーカイの景気回復のきざしを見ることができるだろうか。

久しぶりに、あの手の展示会を眺めに行ったせいか、コンパニオンのおねえちゃんが増えているような印象は受けたものの、ブースの数、ブースの規模の双方で小さくなっているような気がした。昔は、大手ベンダーのブースがどーんとあったような気がするんだけどなぁ。

ブースの規模が小さくなっているとすると、例えば、展示会で展示するようなソリューションの数が減っているんだろうなぁという妄想をしてしまうし、数については、ITギョーカイもベンダーの統廃合が進んだことも背景にあるかもしれない。ただ、おねえちゃんの数が増えていることだけが背景がよくわからない。もしかして、IT系に限らず、展示会自体が減っていて、コンパニオンのおねえちゃんの単価が下がったりしているんだろうか(笑)

あの展示会を見ただけでは判断しづらいけれど、やっぱり、IT系ベンダーの景気は回復の兆しすらないんじゃないかと思う次第。ただまぁ、例えば、EMCのブースがいくつか出てたような気がしているので、ギョーカイという見方もさることながら、個別のベンダーにおいて、元気があるとかないとかってのは…というのはあたりまえか。

Suicaのシステム切り替え

駅にこんな張り紙がしてあった。

Suica/Pasmoシステム切り替えのお知らせ

端的には、11月10日、11日にSuica/Pasmoのシステムを切り替えるから、一部サービスを停止するという告知なのだが、実は停止するサービスはSuica/Pasmoの再発行や払い戻しなどの、ちょっとイレギュラー系の処理だけらしい。Suica/Pasmoの利用やチャージなどは問題なく使えるということらしく、何をやったら、SuicaやPasmoが使えなくなるんだろう…。

例えば、とある駅のSuicaシステムがダウンするといっても二重化してあるだろうから、そもそも起きづらいし、そんなことが起こっても大勢には影響ないんだろうし。さすが、社会インフラ系のシステムというか、システム入れ替えという大きなメンテナンスを行う場合でもノンストップで正常系の処理が継続できるのはすごいような気がする。モノリシックなシステムだとこうはいかないだろうから、きっと、いろんなシステムが分散処理してるんだろうな。

NASの上にあるExcelブックをExcel 2003で開くのが遅い

最近、もっぱら仕事が社内のITヘルプデスクになってるような気がするが、今日も相談がやってきた。備忘録代わりにメモ。

どうやら、NASの上に置いてあるExcelブックを開くのにすんごく時間がかかるらしい。不思議なことに、NASに置いてあるファイルを、一旦、PCにダウンロードして、その後で、そのExcelブックを開く分には全然遅くならないらしい。ちなみに、Excel2003 SP3をWindows XPのSP3で動かしているPCでの話。

一応、WindowsUpdateも適用してあったので、何かパッチの適用漏れではないらしい。とりあえず、適当なキーワードでググってみたら、Microsoftのナレッジサイトが見つかった。

Office File Validation (OFV) アドインがインストールされた Excel 2003 でネットワーク上のファイル共有から XLS ファイルを開くのが遅い

とりあえず、Microsoftが配布しているモジュールである「Office File Validation」ってヤツのおかげで、ネットワーク越しにExcelブックを開くと遅くなるらしい。似たような情報はMicrosoftのWebに複数あったので、少し混乱はしたが、とりあえず、このWebに書いてあることをやったら直った。…Microsoft製のモジュールのおかげで激しく遅くなるなんて、なかなか香ばしいことになってるなぁ。

少し詳しく書いておくと、手順1に書いてあるモジュールは既に適用されているみたいだった。WindowsUpdateを適用していたので、過去のどこかでインストールされたんだろう、きっと(汗)で、こわごわとレジストリエディタを使って、手順2に書いてあるとおり、レジストリにデータを追加した。で、後から「Fix It」の存在に気がついてしまうという鉄板パターンでちょっと気が遠くなった(汗)