アンチウィルスソフトにKasperskyを使ってる人から、Adsenseを貼ってるサイトで「Trojan.JS.Redirector.ar」ってのを検出したんだけど…と申告があって、慌ててGoogle先生に聞いてみたら、「Trojan.JS.Redirector.arはカスペルスキーの誤検知のようです。」とのエントリーを発見。おー、なるほど。こういうエントリーはありがたい。まぁ、誤検出ということなら、とりあえず、様子見ということで。パターンファイルの更新を待とうかと。
…ってことは、KasperskyをインストールしてるPCを使ってる人は、違うWebを見る度にアラートが上がってるんだろうなぁ…と遠い目。
追記 その1:
GoogleAdsenseのフォーラムにも、この件の書き込みがあった。
Google Groups
一連の書き込みの中に
I recieved an email from kaspersky that it is an false detection and will be fixed in the next update..
ってことが書いてあったけど、…どうなんでしょうなぁ。
追記 その2:
さっき、このエントリーを眺めてたら、サイドバーに貼ってあるAdsenseにウィルスバスターの広告が出てた。偶然だろうけど、トレンドマイクロにとっては絶妙な感じだなぁ…と(汗)
追記 その3:
カスペルスキーの国内代理店(…?)のジャストシステムが、この件に関してWebページを公開してた。
JustSystems | Kaspersky製品についてによると、
本日2010年1月25日 15:00頃より、Kasperskyをご利用いただいているお客様がニュースサイトなどの記事を参照した際、トロイの木馬「Trojan.JS.Redirector.ar」を検知する場合があることを確認しております。
お客様にはご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんが、Kasperskyが誤って検知しているものです。
…とのこと。
追記 その4:
上記のジャストシステムのWebページに以下のような内容が追記されているのを発見。
2010年01月25日(月) 23時以降、修正された定義データベースを順次配信予定です。
…というわけで、カスペルスキーをお使いの皆様は手動でパターンファイルを更新すると、Adsenseを見かけて「Trojan.JS.Redirector.ar」を検出するということがなくなるんじゃないでしょうか…と。
あと、kaspersky.comに(ようやく?)この件が出てた。あちらでも、false detection(誤検出)であることを認めているようですな。
False positive detections by Kaspersky Lab products on some Google web pagesより
Such detections of the virus Trojan.JS.Redirector.ar on some Google web pages are false positives.
でも、日本の代理店(?)のジャストシステムのサイトでは改修版のパターンファイルを配信する時間までアナウンスしている一方で、本家では「Kaspersky Lab specialists are working on the issue.」ってざっくりしたアナウンスのままってのも、ちょっとなんだか不思議な感じがしないでもないなぁ。こういうのって本家の方が早いんじゃないのかな、だってパターンファイルとかって本家でつくってるんだろうし(…あ、本家ってもしかしてロシアか…)
追記 その5:
kaspersky.comのフォーラムを眺めてたら、なんとなく妙な感じになってた。
この辺で、Kasperskyの中の人っぽい人が
It’ s already fixed.
Update your databases.
って、書き込んでて、この指示に従って更新したとおぼしき人が返信で
I’ve just updated and I’m still getting the error, this is ruddy stupid.
と返信。そしたら、再び中の人が
K-Lab will fix this problem soon ….
…って、書き込んだってことは、一発目のfixは失敗したんだろうか…。あー。って、「It’ s already fixed.」って書き込んだ人、「Kaspersky fan」って書いてるから、Kasperskyの中の人じゃないじゃん。orz