ただのにっき。

ただつらつらと日記が書かれていくようです。

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FPS「Homefront」をやってみた。

こちらの「Homefront」は、北朝鮮の金正日が亡くなって、後継者が韓国を併合(おそらくは非武力)して、大朝鮮連邦を建国するってところから始まりまして、中東紛争からの原油高騰と欧州、米国の経済崩壊を経て、軍事大国化した大朝鮮連邦によるアメリカ侵攻を迎え撃つってシナリオでございます。まさに、アメリカの市民の「Homefront」が戦場と化したら…というあたりでアメリカ人をドキッとさせるのかもしれない。

ちなみに、日本は大朝鮮連邦による原子力施設へのテロを喰らって、もう勘弁して下さいってことで大朝鮮連邦に降伏する形で併合されてるらしい。確かに、single playで遊んでると、敵がときどき日本語っぽい言葉を叫んでいるように聞こえるのは、大朝鮮連邦に日本の自衛隊(?)も従軍しているってことだろうか。

もとい。この「Homefront」は韓国では発売中止、日本語版は、金正日の映像の削除や、北朝鮮という表現が削除され「北の某国」になっとるらしく、いろいろと物議を醸したらしい。確かに、シナリオ上の金正日の死去と、後継の金正恩の登場といったあたりはシナリオ通りだし、相変わらずヨーロッパ経済は混乱してるし、今後、原油をめぐってなんにも起きない保証はない。ま、そんなことを考えると、ちょっと考えさせられるシナリオではあるだろうなぁ。

ゲームは、ちょいちょい未来兵器が登場してくるとか、やたら訓練されてて米軍顔負けの民兵とか、細かいところはいろいろあるものの大量の兵器が落ちてて、それを拾って敵を撃ちまくって進んでいく形のFPS。ゲームバランスは悪くないような気がした。(さすがにゲームエンジンが作り出す背景などの解像度では負けるものの)SinglePlayではBattlefield3と同じくらい楽しめる気がしたけどなぁ。ただ、どっかのゲームレビューでは、Battlefield3、ModernWarfare3よりも低い点数にはなっていんたような気がしたけど、これはやってみないとわからないところだろうな、と。

SmartArrayで使ってたHDDの再利用。

どうでもいいメモ。

RAIDコントローラーの下で管理していたHDDは、そのどこかにRAIDの管理情報が書かれているので、RAIDコントローラーの配下から外して、そのままHDDを再利用しようとすると何かと怒られることが多い。

試しに、HPのRAIDカード、SmartArray P212の下にぶら下がってたHDDを、そのまま、別のサーバのSmartArray P212で構成サれているRAID Arrayのホットスペアにしようとすると、下記のように怒られた。

Error: Drive 1:3 can not be added to the array as a spare. This drive is not an
       existing spare, is not an unassigned drive or is in a state that is
       preventing the operation from completing. Use the "show" command to
       check the status of the drive you are attempting to use.

ddとか使ってデータを飛ばすのも面倒だったので、試しに、このドライブを1物理ドライブ=1論理ドライブにしてみた(SmartArray的には、物理ドライブ1個のRAID0って扱いだったかと)。で、そのあと、論理ドライブをぶっ壊して、そのまま、ホットスペアに指定してみると、今度は怒られずに設定することができた。

前のサーバのRAID Arrayの構成情報が記録されているHDDも、ホットスペアに指定するとエラーが上がって、論理ドライブにするとエラーが出てこないということと、論理ドライブからホットスペアに変更するのもノーエラーってことらしい。…ま、そういうことだという理解をするしかないか。

ふたたびAPCの試用を開始してみるなど。

PHPの中間コードキャッシュ用のモジュールと言えば、いくつかあるが、ま、とりあえずAPCでも使ってみるかということで、ビルドしてapc.soを作って入れてみている。

そして、/etc/php.d/の下にapc.iniを作って、apc.soを読み込ませているつもりだったが、恐るべきことに「extension」と書いたつもりが「extention」とかなっていて、apc.soが読み込まれず。orzこういうスペルミスではまると、なかなか見つからないのが辛いところで、もう少しでAPCをビルドし直すところだった。

とりいそぎ、動き始めたAPCではあるが、いまのところ、割り当てるメモリ不足が不足してなさそうではあるけれど、この辺を監視してチューニングしたいと思っているけど…これまたなかなか面倒くさい(汗)

AWSのS3を使ってみるテスト

特に意味はないけれど、AWSのS3ってどんなんだろうということで、なぜかデジカメに残っていた画像をS3にアップロードしてみて、imgタグで表示してみるというベタなことをやってみるテスト。

【むかし、このへんにAWSのS3にアップロードされた写真が貼ってありました】

呼び出されるたびに課金されるのは切ないような気もするけど、ファイルの冗長性とか諸々を気にしなくていいのはもしかすると楽なことなのかも知れない。

いや、だからWindows2003 Serverってのは。

ここだけの話だが、Windows2003 Serverってのがどうにも好きになれない。Windowsのクライアントネットワークがあるなら、ファイルサーバはWindowsサーバにしておくのが無難って時代も確かにあったけれど、Sambaもなかなか使い物になっているような気がする…のだが、とりあえず、Windows2003 Serverのお守りをしなくてはいけないようだ。

確かに、Linuxのシステムからのメッセージは全部英語だし、なにかとわかりにくいものもあるが、Windows2003 Serverの場合、もともと英語のメッセージをむりやりに英語に直したメッセージだから、これがなんともわかりにくし、Windowsならではのモジュール群がずらずらと並んでいるので、とりあえずちんぷんかんぷんってのが現状か。

そんな折、サーバのハードウェア、(特に怪しいのが)電源とかRAIDカードとか、HDDとかの障害でも起こったのか、Windows2003 Serverが動作しているマシンで突然の再起動がかかった。で、この画面である。

Windows2003でディスクチェック

ごりごりとNTFSの論理チェックをかけてくれているようだが、HDDやRAIDカードのエラーだったら、行うべきはNTFSの論理チェックではなく、速やかなバックアップなのだが、一旦始まるとどうやら抜けられないらしい。というわけで、ラックにあるタワー型のDELLのPowerEdgeにモニターをつないでぼんやりとチェックの模様を見守った。

ふと、HDDのごりごりというアクセス音を聞きながら、クラウドだったらもっと楽なんだろうなぁとぼんやりと思った。

keepalivedのドキュメントの現状

うーむ、どうやらkeepalivedのドキュメントは、あんまり気合をいれてメンテナンスされている感じではなさそうだ(最新版のVer.1.2.2をダウンロードして中身を見てる限りでは)

すくなくとも、man用に書かれたものと、keepalived.conf.SYNOPSISでは書いてある内容に違いが出てしまっている。

例えば、ロードバランシングの方法について指定する場合、「lvs_sched」って書いてあるのがkeepalived.conf.SYNOPSISで、「lb_algo」って書いてあるのがman用のファイル。どっちが新しいかというと、「lvs_sched」らしい。ってことはman用のファイルの内容が古いのか。おそらく、今のところのkeepalivedの内部ではどっちも許容することになっているんだろうけど、古い記法を使っていて将来のバージョンで使用不能になるのも切ないのでできるだけ新しい記法に書き換えておきたいような気もする。

あと、ネットで見かけるkeepalived.confのサンプルファイルによく書かれているのが「nat_mask」。keepalived.orgのUserGuideを見た感じでは、

If you are using Linux kernel 2.2 you need to specify the NAT netmask to define the IPFW masquerade granularity (nat_mask keyword).

って書いてあるから、そもそもKernel 2.6が普通に使われている現代では必要のないはずの設定項目なんだけどなぁ、とか。でも、なんとなく削る勇気がなくて残存させてみるテスト(汗)

DNSとか、Route53でいいんじゃないかとか。

さて、DNSサーバをどうしたもんだか、ぼんやりと考えている。Webでサービスを提供するための前提条件みたいなものだから、非常に重要…ではあるけれど、冗長構成が前提なDNSサーバーがどうにかなって困ると言うことはあまりないせいか、その重要性が理解されづらい。

また、DNSサーバに求められる要件も特段ややこしいことはなく、普通に落ちない鯖であればokで下手なハイエンドマシンなんかもったいない…そんな感じがDNSの存在を埋没させてる気がする。

要するに、いちいちサーバを用意したりするような手間はかけたくないが、ちゃんと動いてて欲しいのがDNSサーバーと言うことになる。

そう考えてみると、極めて簡素にDNSだけ預かりますってサービスに預けてしまうのが手っ取り早いが、フツーのレンタルサーバサービスではDNSだけってサービスは意外と提供されていない。そこで、クラウドである。

AmazonのAWSで提供されている「Route53」っていう名前のDNSサービスが、まさにそのサービスだった。しかも、しばらく前まではAPIしか提供されていなかったのだが、改めてWebの画面が提供されたことで簡単にゾーンファイルを編集できるようになった。

しかも、「Route53」は、世界各地のAWSの拠点において、anycastで提供されているわけだら、ネットワーク的な遅延なども少ないし、冗長性も確保されているだろう。しかも、1ドメインが$0.5くらいで提供されているというのがまた魅力的だ。いくつかのドメインを持っているとしても、「Route53」と単純に価格比較したら、わざわざDNSサーバを購入する妥当性は生まれてこないだろう、という気がする

HPのサポートサイトって。

いやー、HPのサポートサイトってなんだか使いづらい。

例えば、「Proliant DL120G6」を使っていたとして、サポートサイトで製品名で調べてみると、いろんなスペックの「Proliant DL120G6」がずらっと出てくるんですな。もちろん、BTOでカスタマイズされている可能性は高いので、いろんなドライバを提供する必要はあるとしても、製品名で検索したときにズラズラと出てくる同じサーバのどれをクリックすればいいのか、というのはなかなか難しいのは私だけでしょうか。

しかも、その先で提供されているドライバ群がビミョーに違っているので、間違った選択肢を選んでしまうとややこしいなぁ、と。(時々、RHEL6のx86_64版が提供されてなかったりして戸惑う次第)

…まー、アメリカのHPの使い回しのサイトなのでカスタマイズするのは難しいかもしれないけれど、なんとかして欲しいなぁと思うなぁ。いやはや。

「大阪 下町酒場列伝」読了。

大阪 下町酒場列伝 (ちくま文庫)
井上 理津子
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井上 理津子著 「大阪 下町酒場列伝」読了。

まず、表紙のおっちゃんが、おそらくはチューハイであろう飲み物のグラスを手にして飲み干してる様がなんとも良い感じ…ではあるのだが、この本は、筆者が月刊「大阪人」で連載していた記事(この「大阪人」もまた興味深い雑誌ではある)を文庫本にしたもの。

大阪の「居酒屋」ではなく「酒場」は、また関東の居酒屋とはまた違った雰囲気があって、どの店にも行ってみたくなる。それも、観光客としてではなく、大阪に住み着いて通いたくなる、そんな「酒場」ばかりである。それも、どのお店にも開店にまつわるエピソードがあって、それぞれ人情味にあふれていて、単純に「酒場」がどうこうのはずが、立派なノンフィクションができてしまいそうな、濃厚なドラマが背景にあるのがまたおもしろい。

しかし、文庫本にするにあたって、掲載されている酒場が今どうなっているかを筆者が調べて回ったのだろうか。それぞれのお店の記事の末尾に「XXXX年閉店」のような形で追記がなされている。この筆者のマメさが活かされている記事は、酒場の細かいところまで観察されているがゆえに、私のようなアマチュアの酒場ファンの心を惹きつける。

しかし、その「現在」の記述は、いつか大阪の「酒場」に行ってみたいと思う、淡い願望を打ち砕くものが多かったのが残念。実際のところ、戦後から始めた酒場、それよりもずっと前に営業していた酒場でも、後継者問題は割りとシビアなようで、大将や女将さんの引退を契機に店を閉めてしまうケースが多いようだ。例えば、もともとは由緒正しい天ぷら屋さんだったお店を、きれいさっぱり「酒場」にリニューアルしたお店が紹介されていたけれど、本を読んで訪れるだけの観光客予備軍としては、”そんな感じ”でうまく酒場を継承していって欲しいような気もする。

でもまぁ、「酒場」のドラマによれば、偶然のように開店したお店も少なくないから、後継者がいなくて閉店というのも風情があっていいのかもしれない。歴史と伝統といった肩肘張った感じとは無縁なのが、大阪の「酒場」の魅力の1つだとすると無理やり継承されるのもまた違うのだろう。

そういえば、先日、実家に帰省するついでに1泊2日で大阪に立ち寄る形で大阪プチ旅行を楽しんだ。そのプチ旅行で天神橋筋商店街を散歩したのだが、天神橋筋商店街の入口辺り、天満駅前あたりだっただろうか。平日にもかかわらず、駅前の立ち飲み屋が正午あたりからごった返していた。さすが、大阪だと思った。関東の辺りだと正午から開いてる居酒屋自体をそんなに見かけないし、もし、見かけることができたとしても、だいたいごった返してない。大阪はきっと「酒場」天国に違いないと確信した。そんな記憶があるから「大阪 下町酒場列伝」というタイトルに萌えてしまったのは確かだ。

そんなわけで、今度、大阪を訪れるときには、「大阪 下町酒場列伝」を片手に、大阪の酒場を覗きにいきたいような気がする…けど、常連さんがごった返す店内をちらっと眺めて、ちょっと躊躇するんだろうな(汗)そして、なんとか店内に入り込んだとしても常連さんに話しかけられてビクッとしている様が容易に想像できる。やっぱり大阪の「酒場」は遠いような気がする。

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