ウチのWindows7マシンは、なんとなくAMDのPhenom II X4搭載マシンである。2009年当時、Quad Coreのプロセッサとしては、Phenom II X4が安かったような気がしたから、AMDマシンにしたのだった。

で、それから2年。あ、もう3年か。2012年1月現在、AMDのCPUはFusion系と、FX系のラインナップを揃えているものの、そのラインナップにPhenomの文字は既にない。…といっても、Intelとの熾烈な競争で劣勢に立たされているAMDのことだから、ライフサイクルを伸ばすための小細工をやって、2年ちょっと前のPCでもCPUは最新版のCPUが刺さるとか、なんかやってくれているんじゃないかという淡い期待をしていた。

確かに、AMDは既存のAM3ソケットの後継にAM3+ソケットを用意して、FXシリーズはAM3+ソケットにささるようになっていた。さすが、AMD。わかってるなぁと思って、ウチのPCのマザーボードを確認してみたら、ソケットAM3。あーーー。つまり、FXシリーズは搭載できないってことのようだ。そんなわけで、AMDの現在のラインナップには乗れないことが判明したら、ソケットAM3の範囲内でアップグレードを図るしかない。となると、Phenom II X6というヘクサコアのCPUを調達するしかなさそうなのだが、もう既にPhenom II X6が市場から消えて久しいらしく、アキバのお店でももう売ってない。

いやー、見事に終わった。こうなったら、マザーボードとCPUをまるごと交換するしかないようだ。そうなるならば、再び、Intelに舞い戻るか、という気にもなってくるが、どうせDirectX9あたりのゲームで遊んでいるのに、わざわざSandy BridgeなCPUにまでする必要があるのか、というと確かに遠い目は避けられない。なんかオワタという感覚が次のマシンを志向させるだけの話で、ニーズの微妙感はぬぐえない。

3年前のびみょーなPCを前に、どうしたもんだろうか。