なんかサーバが重いなぁと思って、show processlistで見てみると、MySQLが「unauthenticated user」で溢れていた。netstatで見てみても、MySQLのポートがこれまでにないくらいESTABLISHEDであふれかえっていて、結局、「unauthenticated user」からのアクセスが、コネクションを使い切って、…あー(涙)という状況になった。

とりあえず、何らかの対処をしないと困るので、とりあえず、MySQLを再起動してみたが、解決せず。さらに、Webサーバも再起動してみたし、OSも再起動してみたが、やっぱり解決せず。で、「unauthenticated user」でGoogle先生に聞いてみたところ、MySQLがアクセスしてくるクライアントのIPアドレスのDNSの逆引きをやっているらしく、逆引きができないときに「unauthenticated user」が溢れるという事象が起こるらしかった。

そこで、MySQLが動いているマシンの/etc/hostsファイルを編集して、アクセスしてくるマシンの名前解決ができるようにしたら、「unauthenticated user」にお引き取りいただくことに成功して、再び平和が訪れた。

しかし。「unauthenticated user」が溢れることになるトリガーがよくわからない。特にMySQL周辺の設定を変更したわけでもないのだが、突然、溢れ出したように見えた。

あと、MySQLがなんでDNSの逆引きをやってるかがわからないので調べてみた。MySQLの権限テーブルでアクセス元を制限できるけど、その制限の指定にホスト名が使える(…そういえば、localhostとか使ってるなぁ…)背景には、MySQLがアクセスしてきてるクライアントのIPを逆引きしているということがあるらしい。なるほどなぁ…。