こんな記事を見つけた。

iPhoneの充電率が100%を超えたあとも電流は流れている? – いまさら聞けないiPhone

iPhone 5の電源をオフにして30分経過したたあとも0.2A前後の電流を測定できたので、電気的に接続された状態にあることは確かです。やはり、満充電後はすみやかにケーブルを外したほうが、バッテリーの早期劣化防止にはプラスだといえます。

ふむ、どうやら「充電完了後にiPhoneに電力が流れている」から、充電完了後に、すみやかにケーブルを抜いた方が「バッテリーの早期劣化防止」につながるらしい。

例えば、AppleのWebサイトにはこんなことが書いてある。

リチウムイオンバッテリー

大部分のリチウムイオンポリマーバッテリーの充電は、デバイスのバッテリー容量の80%まで高速充電した後、トリクル充電に切り替わります。

どうやら、80%以降は「トリクル充電」になっているらしい。

「トリクル充電」についてWikipediaには、こんな記載がある。

トリクル充電

トリクル充電(とりくるじゅうでん) は二次電池の自然放電を補うために、絶えず微小電流により充電する方法である。

いかなる状態であろうが、二次電池に充電することが電池の劣化に繋がるというのは確かだろうけどなぁ…。さくっと抜いて実際に使うまでに自然放電、ないし、スリープ時の消費電力でバッテリーの残容量が減るわけだから、それを考慮するとトリクル充電させてバッテリーの残容量を維持しといた方がいいような気がしないでもない。要するに、バッテリーの劣化を気にしてさっさと抜いて置いておいて、いざ使うって時に残容量が減ってたら、それはそれで切ないのではないか、と。

ただし、(Androidだとそうもいかないような気がするものの)iPhoneはスリープ時にほとんど電力を消費しない、自然放電も充分に少ないというのなら、それはそうなんだろうけど。