このブログを動かしているサーバを、AWSのOregonリージョンのA1.mediumインスタンスで建ててみた。A1インスタンスというと、AWSの子会社が開発した汎用ワークロード向けARMプロセッサ(AWS Graviton Processors)で動いているサーバで、一瞬、大丈夫かなぁと思ったものの、実際にPHPやRedisなどをビルドしてみると普通にビルドできたし、今のところ、普通に動いているように見える。

まぁ、実際のところ、A1.mediumインスタンスであれば、月額1,000円ちょっとで動かせてサーバのメモリが2GB確保されているのはかなりお得なんじゃないだろうか。もし、仮に多少、CPUがショボかったとしても、私のブログ群のように対してトラフィックがないサイトにとってはCPUリソースが枯渇するなんてことはほぼない訳だし、うっかりメモリが枯渇しちゃってOOM Killerが猛威を振るうことの方が恐ろしいような気もする。むしろ、MySQLやRedisにたっぷりメモリを使わせる方が速くなったりしないだろうか…ま、時と場合によるか。

まぁ、ただ、aarch64アーキテクチャ向けにビルドしてある、新しめ(=10.x系)のMySQL/MariaDBのがAmazon Linux2のyumレポジトリになくて、仕方なくMariaDB5.5で動かしているけれども、WordPressなら大した差にはならないんじゃないかと信じている(そういえば、FULLTEXTインデックスに対応してなくて前のサーバからmysqldumpで引っ張り出したSQLがコケた時はちょっと遠い目になったくらいか)