最近、CrystalMark DiskInfoでHDDの温度を見たときに、結構高めになっているマシン(ケースはATXで、CPUは古めのAthron XP)があった。搭載しているHDDは2台で、いずれも古めのIDEドライブ(MaxtorのDiamondMax16と、HGSTのDeskstar 7K250)ということもあったが、それぞれ43度と44度になっており、多少暖房が効いている部屋といえども、ほとんどアイドルしているだけなので、これは温度高めかなと思っていた。

で、筐体を調べてみたら…安いBTOなPCだったせいか、ケースファンが付いてなくて、結局、ファンといえば、CPUファンと電源のファンだけが回っている状態で、CPUやチップセットの熱が筐体に溜まっているんだろうなぁと想像して、余ってたケースファン(2000rpm/9cm)を装着してみた。

取り付け作業を終えて、しばらくして測ってみたところ、それぞれ31度、37度まで温度が下がっていることが確認できた。

HDDの温度とMTBFの関係については、HDDベンダーは相関関係があると言っていたような気がするが、大規模にHDDを使っているGoogleは相関関係が見られなかったと言っていたような気がする。そんな対立はあるが、とりあえず、温度を下げておいて悪いことはなさそうだと思っている。

HDD自体にファンを付けるパーツも売っているが、ケースファンでがんばるのも手だなと思った。