とりあえず、RAID Arrayの上にCentOS5.2をインストールすることに成功はしたものの、RAID絡みでやらなきゃいけないことがもう一つある(…いや、本当はまだいっぱいあるんだけど…)
それは、OSの上からRAID Arrayをコントロールするためのアプリケーションの導入。例えば、RAID Arrayの状況を見てみたり、手動でVerifyを走らせてみたり、RAIDの状態が見えないと何となく不安な気がする。
で、I2O on Linuxを見てみると、i2o_blockを使ったRAID Arrayは、「raidutils」というアプリケーションでいじったりできるらしい。これ自体は、Adaptecのカードを購入したときに付属するCDに入っているようだったが、、、古いサーバなのでCDらしきものはなく…Adpatecのサイトに行ってもraidutilsがダウンロードできそうにもなく…と。
とりあえず、I2O on Linuxからダウンロードできるソースから、raidutilsをコンパイルしてみた。makeを走らせた直後に、コンパイルエラーが出てmakeに失敗した。なんとなく、I2O on Linux自体が、最近、メンテナンスされてない雰囲気なので…CentOS5.2の上であのサイトから落としたソースはビルドできないのかもしれない。
で、困ってぐぐってみたら、debianプロジェクトのサイトにたどり着いた。debianのレポジトリの中に「raidutils」が存在しており、メンテナーもいるらしい。(Debian — sid の raidutils パッケージに関する詳細を参照)
…ということで、とりあえず、ビルドしてみるかということで試してみた。raidutilsのソース本体と、それへのパッチの両方をダウンロードしてみて、patchコマンドでソースにパッチを適用した。
wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/r/raidutils/raidutils_0.0.6.orig.tar.gz
wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/r/raidutils/raidutils_0.0.6-8.diff.gz
そして、その後、いつもどおり、configureしてmakeしてみたら、、、普通にビルドできてしまった。さらに、rootでmake installなんかやってみたけれども、普通にインストールできてしまった。
ちょっと不安だったので、raidutilsを使ってRAID Arrayの情報を参照してみたり、ライトキャッシュをon/offしてみたが、普通に動作しているようだった。(ただ、ファームウェアの更新はやってませんけど)
使っているのはCentOSだけど、debianのソースを借りてきて動かしてしまった…けど、とりあえず、問題なさそうだから、ま、いっか(汗)
通りすがりですが助かりました!ありがとうございます。
コメントどうもです。お役にたてたなら何よりですー。