こちらのエントリーに書いたように、ウチのNASの「HS-DHGL」のファームウェア更新に失敗し、とりあえず、中身をいじってなんとか復旧はさせたけれど、ついでなので、HDDを交換することにした…と。

まずは、買ってきた「WD10EADS」をSATA-USBケーブルに接続して、Ubuntuが入っているThinkpadに接続。で、自動マウントされるので、全部アンマウント。ドライブが/dev/sdbで見えてたので、

fdisk /dev/sdb

で、こちらのページを参考にしながら、領域を確保。ま、/bootの200MBは、このまま200MBで確保するのがいいのか迷ったけれど、そのまま200MBで確保しておいた。で、後は、mkfs.xfsとかのコマンドを使ってパーティションにファイルシステムを作った。

とはいえ、このままだとHDDの箱ができただけなので、NASとしてはbootせず…と。

で、Buffaloのサイトから適当なファームウェアをダウンロードしてきて、Windows上で解凍するといくつかファイルが現れる。Google先生に聞いた感じでは、この中のいくつかのファイルを/bootに放り込んで起動させれば、NASとして使えるようになるらしい。

どうやら、以下のファイルが/bootにあればよさげ…と。

  • initrd.img
  • hddrootfs.img
  • u-boot.buffalo.updated
  • uImage.buffalo

ただ、initrd.imgとhddrootfs.imgは、imgって拡張子になってはいるけれど、実態はパスワード付ZIP

らしく、そのパスワードは…インターネットのどこかにあるらしい…と。(笑)

これらのファイルをHDDの/bootにコピーして、HDDをHS-DHGLに接続しなおして起動すると、(おそらく普通に)NASとして使えるようになるはずだが、設定はきれいさっぱり初期設定状態なので、最初にセットアップした手順でほいほい設定すればよさげ。

で、もともと入っていたHDDに入っているデータは、NASにぶら下がっているUSB-HDDにバックアップを取ってあったので、そこから書き戻し。xfsを扱えるLinuxマシンだと、もともとのHDDを覗けるので、データを引っ張り出して、NASに書き込めばいいんじゃないかと。