今更ながら、MySQL互換のMariaDBを使ってみようと思いついた。サーバのOSはCentOS6.4のx86_64版。

で、MariaDBのサイトでyum向けのレポジトリの設定が取得できるので、ささっと設定ファイルを/etc/yum.repo.d/に置いてみた。

ただ、MariaDBを入れる前にMySQL関連のRPMを削除しようと思ったら、「mysql-libs」がやっかいな依存関係を持っていた。例えば、crontabsとかPostfixと依存関係があって、MySQL-libsをアンインストールしようとすると、crontabsとかpostfixも一緒に削除されてしまうようだった。なんか重要なモジュールとの依存関係って微妙だなぁと思っていたところ、試しにyumから「MariaDB-compat」を入れてみたら、MariaDBのモジュールでmysql-libsがリプレースされることがわかった。

これによって、PostfixなどのMySQL-libsに依存関係を持ったアプリケーションを維持しつつ、MariaDBを導入することができそうだ。さすがにこの辺の依存関係の解決が難しいようなら、しばらくMySQLを使っていようかという気になりそうで、(いつ頃に解決されたのかよくわからないけれど)yumレポジトリで依存関係を解決できたら楽だな、確かに。