ただつらつらと日記が書かれていくようです。

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ST3320613ASのSD11がFW更新できない。

サーバを開けたら、「ST3320613AS」が入っていたので、Seagateのサイトからファームウェアをダウンロードして、CDに焼いてアップデータを起動したら、ちょっとした制限がかかっており、P/Nと現状のファームウェアのバージョンが一致しないと、ファームウェアをアップデートしてくれない仕様らしい。

「ST3320613AS」の1台は確かにP/Nが対象外ではあったけど、もう1台は対象のP/Nで、FWは「SD11」だから、FWの更新対象なんだけど、、、更新対象とは見なされずにアップデートすることができず。一応、わざわざ、古いPC(Intel ICH5)に接続して、アップデータを走らせてみたんだけどもダメだった。

…大丈夫かな。

やっとBarracuda ES.2用のファームウェアがダウンロード可能に。

いろいろと秋葉原方面を騒がせたSeagateのHDDのファームウェアのバグ問題もようやく、各モデル用のファームウェアがダウンロード可能な状態になりつつあるようだ。

Barracuda ES.2用のファームウェアに関しては、SN06というリビジョンが存在していることはSeagateのナレッジベースで公開されていたものの、ダウンロード可能な状態にはなっておらず、カスタマーサポートにメールで連絡するということになっていた。それが、ようやくダウンロード可能になった。

Firmware Update for ST3250310NS, ST3500320NS, ST3750330NS, ST31000340NS

余談だが、Seagateのナレッジベースは、どうも使い勝手が悪い。上記のURLにアクセスすると、まずは日本語で表示してくれようとするが、日本語で書かれたドキュメントが存在しないため、なんにも表示されない。で、右上の言語表示をJapaneseからEnglishに切り替えると表示される。ま、多言語に対応してることは悪いコトじゃないんだけど、言語を切り替えないと何も表示されないまま放置されるってのもユーザビリティ的にどうなんだろうと。おまけに、ページを閉じる度に、求めていた情報は探せたかというアンケートめいたウィンドウが開くってのも…うざい。

で、新ファームウェアはダウンロード可能になったものの、コミュニティフォーラムは、まだ盛り上がりを見せているような感じ。

Have anyone has problem with ES2 ?

Barracuda ES.2用「SN06」もどうやら、途中で、差し替えられたようで、古い方の「SN06」を適用したユーザが「I have the problems with OLD SN06」とか言ってるけど、別のユーザは「So there’s nothing wrong with the new SN06.」と言ってたりするので、新しい「SN06」は、問題ないのかもしれない(…とはいえ、新「SN06」で何かが起こっても何の責任も取れはしないのであしからず。)

別のユーザの書き込みでは、新ファームウェアにしたことで、NCQの性能が改善したとも書いてあったが、、、真相はどうなんだろう。

ASR-2015SをCentOS5.2で~さらにraidutils編~

とりあえず、RAID Arrayの上にCentOS5.2をインストールすることに成功はしたものの、RAID絡みでやらなきゃいけないことがもう一つある(…いや、本当はまだいっぱいあるんだけど…)

それは、OSの上からRAID Arrayをコントロールするためのアプリケーションの導入。例えば、RAID Arrayの状況を見てみたり、手動でVerifyを走らせてみたり、RAIDの状態が見えないと何となく不安な気がする。

で、I2O on Linuxを見てみると、i2o_blockを使ったRAID Arrayは、「raidutils」というアプリケーションでいじったりできるらしい。これ自体は、Adaptecのカードを購入したときに付属するCDに入っているようだったが、、、古いサーバなのでCDらしきものはなく…Adpatecのサイトに行ってもraidutilsがダウンロードできそうにもなく…と。

とりあえず、I2O on Linuxからダウンロードできるソースから、raidutilsをコンパイルしてみた。makeを走らせた直後に、コンパイルエラーが出てmakeに失敗した。なんとなく、I2O on Linux自体が、最近、メンテナンスされてない雰囲気なので…CentOS5.2の上であのサイトから落としたソースはビルドできないのかもしれない。

で、困ってぐぐってみたら、debianプロジェクトのサイトにたどり着いた。debianのレポジトリの中に「raidutils」が存在しており、メンテナーもいるらしい。(Debian — sid の raidutils パッケージに関する詳細を参照)

…ということで、とりあえず、ビルドしてみるかということで試してみた。raidutilsのソース本体と、それへのパッチの両方をダウンロードしてみて、patchコマンドでソースにパッチを適用した。

wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/r/raidutils/raidutils_0.0.6.orig.tar.gz

wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/r/raidutils/raidutils_0.0.6-8.diff.gz

そして、その後、いつもどおり、configureしてmakeしてみたら、、、普通にビルドできてしまった。さらに、rootでmake installなんかやってみたけれども、普通にインストールできてしまった。

ちょっと不安だったので、raidutilsを使ってRAID Arrayの情報を参照してみたり、ライトキャッシュをon/offしてみたが、普通に動作しているようだった。(ただ、ファームウェアの更新はやってませんけど)

使っているのはCentOSだけど、debianのソースを借りてきて動かしてしまった…けど、とりあえず、問題なさそうだから、ま、いっか(汗)

ASR-2015SをCentOS5.2で~とりあえず、インストール編~

古いサーバにCentOS5.2をインストールすることにした。古いサーバが積んでいるRAIDカードは「ASR-2015S」というヤツで(誤解しているかもしれないが)SCSIを使ったデータのハンドリングはオンボードのSCSIコントローラにやらせるけれど、RAID機能(つまり、2つのHDDにデータを書き込んだり、必要に応じて、RAIDをrebuildしたりといったこと)は「ASR-2015S」が担う…的なややこしいことやってるなぁという印象のRAIDカード。なんか「Zero Channel RAID (ZCR)」ってシロモノらしく、特殊なスロットに収まっているのを見て、なんかイヤな予感がしたんだけども…。

とりあえず、いつも使っているCentOS5.2のネットワークインストール用イメージを書き込んだCD-Rを引っ張り出して、起動してみました。…すると、ディスクのパーティションの設定画面の後で、ディスクがないと言われてしまい、先に進めず。CentOSのインストーラから、RAIDカードを認識できていないような状況だった。

んで、いろいろと調べてみたところ、「ASR-2015S」のRAID Arrayを扱う場合は、「i2o_block」というドライバを使えばいいことがわかった(I2O on Linuxを参照)。で、CentOS5もそのドライバを同梱しているようだった。ということは、デバイスの認識に失敗しているようなので、インストーラを起動するときに自動でデバイスを認識しないようにしてみた。

インストーラの入ったCDからbootして、CentOSのロゴが出ている画面で普段はEnterキーを押すだけだけど、今回は

linux noprobe

と入力して、Enter。ネットワークインストール用イメージなので、まずは、NICのドライバをどうするか聞かれるが、このサーバはIntelのGbEなNICだったはずなので、とりあえずe1000を選択してみたら、すんなり使えるようになった。ネットワーク越しにインストール用イメージが見えるようになったら、追加のデバイスドライバを入れるか聞かれたので、そこで「i2o_block」を選択した。

すると、最初、「HDDがありまへん」と怒られたところで、「ASR-2015S」のRAID Arrayが見えた!その後は普通にインストールして、インストール完了。

ファイルサーバのストレージ

会社のファイルサーバのHDDがディスクフルになりかけたのが半年ちょっと前くらいだった気がするが、さっき確認したら、(まだ空き容量はあるけれど)空き容量が減っていく勢いはかなりのものだった(汗)

まぁ、HDDのGB単価は安くなっているからストレージを確保する費用はたいした問題じゃないけど、ファイルサーバで扱うデータが増大していくと、移行したり、データをバックアップするのに相当に時間がかかるのが大変かもしれず。

リリースされたと思ったら引っ込められた

SeagateのBarracuda 7200.11シリーズのファームウェアバグが報じられてはいるが、Seagate本社でのfirmwareのリリースはうまくいっていないようだ。Barracudaシリーズとか、DiamondMaxシリーズとか、シリーズ毎にファームウェアをリリースするつもりのようだが、最初にリリースされたファームウェアがvalidationのためってことでダウンロードできなくなっていた。

Firmware Update for ST3500320AS, ST3640330AS, ST3750330AS, ST31000340AS:

http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?DocId=207951

Note: This file has been temporarily taken offline as of Jan 19, 2008 8PM CST for validation.

きっと、早々にダウンロードしたユーザで何かが起こったから、再度のvalidationをやっているんだろうなぁ(遠い目)

なんとなく、validation後に新ファームウェアがリリースされそうな予感がするし、ファームウェアがダウンロードできなくなっているのもあるし、とりあえずは、突然死するリスクを抱えながら、様子を見るしかなさそうだ。

しかし、サービスプロバイダとかレンタルサーバ屋さんで膨大な数のSeagate製HDDを使っていたりすると…ファームウェアアップデートの手間だけでも気が遠くなるなぁ。RAIDカード越しにファームウェアを適用するのはできなさそう(Barracuda ES.2のファームウェアアップデートツールは無理っぽかった)だから、きっと、アップデート専用PCでも用意して、それにつないでアップデートすることになるんじゃないかと。そしたら、ホットスワップなケースに入っていたら多少は楽だろうけど、サーバ止めて、HDDを引っこ抜いて…ってやってるとすごい手間じゃなかろうか。

3wareのナレッジベースにて:SEAGATEのハードディスクのファームウェアのバグ

久しぶりに3wareのナレッジベースを見てみたら、ちょっと困ったことが書いてあった。

Q15385

The Seagate SATA-2 Seagate Barracuda ES.2 family drives (NS) must have firmware AN05 or newer in order to be compatible with the 9690SA controller. Seagate firmware AN05 is newer than firmware SN05.

こりゃ、Seagate Barracuda ES.2で使われているファームウェアにバグがあった感じだなぁ(遠い目)。確か、Barracuda ES.2って、社内のどこかで見た記憶が…(涙)とりあえず、ファームウェアが入ったISOファイルの名前でググってみたら、Adaptecのサイトにも似たようなことが書いてあった。

Known Issues with Seagate Barracuda ES.2 SATA II Disk Drives

The array keeps failing drives. The controller error log shows continuous “aborted command” messages when using Seagate Barracuda ES.2 SATA II drives (models: ST31000340NS, ST3750330NS, or ST3500320NS). Is this a known issue with those drives?

症状としては、断続的にHDD側で受け取ったコマンドの処理をを中断してしまい、RAIDカードがHDD側の対応をドライブが逝ったと判断してしまうって感じだろうか。

渦中のSeagateのサポートコミュニティを見てみると、アナウンスが出てた。

ANNOUNCEMENT Firmware Issues

アナウンスのスレッドの書き込みから張られてたリンクを辿ると、こんなことも書いてあった。

Welcome, Seagate hard drive owners. A number of Seagate hard drives from the following families may fail when the host system is powered on:

Barracuda 7200.11

DiamondMax 22

Barracuda ES.2 SATA

SV35

Once a drive has failed, the data is inaccessible to users. Seagate has isolated this issue to a firmware bug affecting drives from these families manufactured through December 2008. Please use the following tools and instructions to determine if you have one of the affected products. If you do, we recommend that you update the firmware on the disk drive.

個人的には、Barracuda ES.2 SATAのファームウェアがバグってるのは痛い(…痛すぎる…)ことではあるけれど、Seagate的には、ファームウェアバグを抱えてるラインナップに「DiamondMax 22」とか「Barracuda 7200.11」が含まれているってのが、強烈に痛いんじゃないだろうか。「Barracuda 7200.11」って、アキバでもよく見かけたドライブだし、いろんなメーカーのPCに密かに入ってるような気がするし。しかも、一回、ダメになると、そのHDDのデータにアクセスできなくなるってのも深刻かも。

とりあえず、Firmware Recommendations for Seagate Drivesに載っていた対象製品リストを貼ってみたりして。

  • Barracuda 7200.11

ST31000340AS

ST31000640AS

ST3750330AS

ST3750630AS

ST3640330AS

ST3640630AS

ST3500320AS

ST3500620AS

ST3500820AS

ST31500341AS

ST31000333AS

ST3640323AS

ST3640623AS

ST3320613AS

ST3320813AS

ST3160813AS

  • Barracuda ES.2 SATA

ST31000340NS

ST3750330NS

ST3500320NS

ST3250310NS

  • DiamondMax 22

STM31000340AS

STM31000640AS

STM3750330AS

STM3750630AS

STM3500320AS

STM3500620AS

STM3500820AS

STM31000334AS

STM3320614AS

STM3160813AS

しかし、MaxtorのDiamondMaxってBarracudaとファームウェアを共通化してあったんだなぁ。まぁ、当然だといえば当然か(汗)

3wareの「9650SE」に刺さってるSATAドライブのSMART情報をちら見する。

3wareのRAIDカード「9650SE」に刺さっているSATAドライブのSMART情報が見られることがわかった。使ったOSはCentOS 5.2(x86_64)。なんとなく、RAIDカードの向こうにあるドライブのSMART情報って見えないような気がしていたんだけども。

で、SMART情報をチラ見するのに使うのはsmartctl。

普通のIDEドライブ(PATA)が刺さってるLinuxマシンだと、こんな感じでSMART情報が見られる(ま、ドライブがSMARTに対応していることが前提だけど)

smartctl -a /dev/sda

コマンドを実行すると情報がずらずらと出てくる。IDEドライブなんだから、なんとなく/dev/hdaのような気がするけど、コマンドの確認を使ったマシンがsdaになっていた。

で、余談だけど、IDEドライブがなんで/dev/sdaで見えるのか、ってことを調べてみたら、こちらに書いてあった。なるほどねぇ。

もとい。SATAドライブでSMART情報を見ようとすると、「-d ata」を付けてみたらってアドバイスされる。

In Linux, SATA disks accessed via libata are only supported by smartmontools for kernel versions 2.6.15 and above. Try an additional ‘-d ata’ argument.

そんなわけで、「-d ata」を付けると、普通にSMART情報がずらっと取得できる。

smartctl -d ata -a /dev/sda

で、3wareの9650SEに刺さっているSATAドライブの場合は、「-d」で指定するデバイス名が3wareになる。加えて、3wareのカードに刺さっているディスクは複数なので、どのポートに刺さってるドライブのSMART情報を見るかって番号を必要になる。例えば、9650SE上の0番ポートに刺さってるドライブを参照したい場合は

-d 3ware,0

って感じになると。

普通のドライブであれば「/dev/sda」とか指定していたデバイスの指定のところに、「/dev/twa0」を指定すると、晴れてSMART情報が参照できた。9650SEを複数枚刺していると、「/dev/twa1」とか「/dev/twa2」とか増えていくのかもしれない。で、結局、9650SEの0番目のポートに刺さってるSATAドライブのSMARTは、以下のようなコマンドで見られた。

smartctl -d 3ware,0 -a /dev/twa0

ま、SMART情報が見られたところで、温度とか再割り当てセクタの数など、いくつか項目しか理解できないけど、見られないよりはマシかな…ということで。

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