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なんとなく食べログを眺めていたら、東十条の讃岐うどん屋の「すみた」が赤羽に移転するって口コミを発見。で、オフィシャル(?)Webサイトで確認してみたら、、、
すみた:
1999年7月よりこの中十条で営業致してきましたが2009年3月に
赤羽に移転予定です。
東京都北区志茂2-52-8が移転先となります。
3月24日火曜日オープン予定です。
詳細が決まりましたらまたお知らせ致します。
十条での営業予定は2009年3月1日日曜日までの予定です
…あ、そうなんだ(汗)
私がうどん好きなのは言うまでもないことだが、特に「すみた」のかしわ天ざるが好きで、何回か東十条まで赴いた。そして、京浜東北線の東十条駅から埼京線の十条駅に抜ける狭い商店街で行列に並び、狭い店内で身をよじるようにして席について、かしわ天ざるをオーダーして、うどんをすすったものだ。そういえば、讃岐うどんを食べたいという知り合いに足を運んでもらったこともあった。店の前の長蛇の行列に対して、明らかに供給不足に陥ってる感じの狭い店舗が思い出深いような気がする。
赤羽でオープンする新店舗にも訪れてみたいなぁと。
PS.
そういえば、食べに行ってきたんだった。その時のエントリーはこちらに。
ソフトブレーンの創業者の宋文洲さんがご自身のblogで「弱った会社の前兆」について言及されていた。「弱った」という過去形と「前兆」という単語の組み合わせに、「ん?」と思ったけれど、
今日は景気と関係なく弱り始めた会社の兆候を述べたいと思います。自分の経験とさまざまな企業のコンサルティングを通じて感じたことですので独断と偏見に満ちているかもしれません。お許しください。
…とのこと。
詳細はエントリーを読んでいただくとして、箇条書きになっている項目を引用すると、こんな感じ。
・会議が多くなる。
・同じやり方が3ヶ月以上続く。
・取締役が営業しない。
・美男美女が増える。
・文章が多い。
・喧嘩をしない。
・社員が急に増える。
・横文字が増える。
・意味不明な部署が増える。
まぁ、納得できることもあれば、そうなのかなぁなんて思ってしまうこともあるんだけど、なんか組み合わせ技ってのも、あるのかな思った。例えば。
- 無駄に多い会議のために、無駄に資料(文章)を大量に作る。
- 喧嘩しない(議論にならない)淡々とした打ち合わせ/会議がひたすら行われる(で、大量の資料はみんなで眺めておしまい)
- 横文字の名前の意味不明な部署ができる。
とか。
あ、そんな光景を前の会社で見たことが…(以下、自主規制…汗)
GM傘下のスウェーデンの自動車メーカー「SAAB」が事実上の経営破綻したようだ。
Swedish car maker Saab files for reorganization – CNN.com
確か、SAABってスウェーデン空軍向けの戦闘機(ビゲンとかグリペンとか)とか作ってたような気がするんだけど、安全保障の観点から大丈夫なんだろうか。記事によれば、スウェーデン政府に金融支援を求めたけれど応じてもらえなかったようだ。
こんな感じでGM傘下の自動車メーカーが切り捨てられていくんだろうなぁ…。
今日はちらっと「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見てみた。今日のプロフェッショナルは、羽田空港の管制官の堀井さん。
冒頭から管制官のチームのすごさを見せられた。離陸待ちの航空機からバードストライクかもしれないという報告が入ってすぐ、堀井さんが滑走路のクローズを宣言。その途端に、管制官のチームが自律的に動き始めた。レーダーをはじめとした関係各所への連絡、離陸待ちの航空機への連絡、滑走路をチェックするチームへの指示などのバードストライクにまつわる各種のタスクが、堀井さんの指示ではなく、チームのメンバーから堀井さんへの承認を求める形で上がってきて、堀井さんはそれらを次々に承認するだけで、淡々とチームが動いていく。その結果、バードストライクの可能性の報告から6分後には滑走路のクローズが解かれた。
きっと上から下の指示で動くチームでは、こうも迅速には動けないだろうし、様々な状況に対応できないような気がする。いやはや、組織ってのはああありたいもんだ。
で、航空保安大学校を卒業して羽田で1年訓練した新米管制官が初めて実地訓練をする場面。
新人の管制官がいっぱいいっぱいになっている姿が大変そうだったが、その新人管制官に堀井さんが自分の”背中”を見せてる姿が印象的だった。管制官としてのテクニカルな部分はもちろんだが、それ以外の内面の部分、ともすれば、管制官としてパイロットとどう向き合うかという姿勢を自らの管制業務を見せることで語ろうとしているような気がした。
人を育てるというのは確かに大変なことで、これが正解というような王道がないものではあるし、方法論すらよくわからないものではあるが、まずは、自らの仕事を見せるということから始めてみるのもありかもしれないなぁと…ちょっとそんな気がした。
堀井さんが管制業務をしているときに、(マニュアルにはない)ちょっとした注意点をパイロットに語りかけている姿を見た新人管制官が、やはり、ちょっとした注意点をパイロットに語りかけている姿を、嬉しそうに眺めている堀井さんが印象的だった。伝えたいことが伝わったって感覚はやっぱりいいんだろうな。
お仕事日記と言いながら、年末年始は結局何もしなかったので(汗)とりあえず、日記を。
年末年始は実家に帰省した。せっかく、香川に帰ったんだから…ということで、釜揚げうどんを食べに「長田 in 香の香」に行ってきた。
駐車場は、讃岐うどんを食べに来ている県外ナンバーの車であふれかえっていて、行列は店の外までつながっていた。まぁ、香川県の人は、こんなに並んでるうどん屋を見かけると撤退しそうではあるが、久しぶりなので、意地と根性で並んでみた。
で、家族と一緒に行ったので、「たらいうどん」にしてみた。ただ、たらいうどん(大)だと、12玉入っているらしく、さすがにそれは多いだろうということになったが、たらいうどん(小)だと、6玉。ちょっと少ない。というわけで、たらいうどん(小)と釜揚げうどん(大)を頼んでみたら、たらいうどんに一緒に入れてくれるとのこと。
やっぱり、いりこの効いたつけダシはさいこー!あっという間にたらいは空になってしまった。で、勢い余って、最後にダシだけいただいてしまったが、このダシをアテに日本酒が飲めてしまうんじゃないかとちょっと思った。
横浜方面に出張してた上司が買ってきてくれた、MARLOWE(「マーロウ」と読むらしい)のプリン。google先生によると、MARLOWEってのは南葉山にお店があるレストラン*1なんだけど、手作りプリンが有名で、横浜そごうにはプリン売り場があって、デパートの催事にも出しているしているらしい。…かなりセレブなお値段のプリンらしい。
黒みつプリンとかぼちゃプリン
このプリン、よく見ると、耐熱ガラス(PYREXってヤツですな)でできているビーカーに*2入っていて、サイズも大きく、かなり自己主張の強い感じのプリン。で、上司によれば、皿に移して食べなくてはならないそうなので、がんばってプリンを引っ張り出してみた。
…とりあえず、耐熱ガラスから引っ張り出された黒糖プリン。
肝心の黒みつプリンの味は、材料を惜しまずに投入したって感じで濃厚ではあるんだけど、ただ濃厚一辺倒じゃなくて、黒糖が持っている素朴さも味わえる感じ(…意味不明か…)。で、正統派のプリンも一口いただいたけれど、その滑らかさ、上品さたるや、その辺で売ってるプリンにはなさげな感じだった。いやー、値段相応のお味。
MARLOWEのプリン箱
このMARLOWEはビーカーや箱を回収していて、食べ終わってお店に持って行くとビーカーが200円、箱が100円で回収してくれるそうな。考えようによっては、エコなプリンですな。
…てか、最近、食い物のことしか書いていないような気がする今日この頃(汗)
四国新聞がさりげなく報じていたが、あの「宮武」が閉店したそうだ。
上記の記事より。
讃岐うどんブームを代表する人気店「宮武うどん店」(香川県琴平町上櫛梨)が閉店した。店主の宮武一郎さん(66)が、年齢を重ね、体力的に限界を感じたことから決断したという。
同店は、父の士郎さん(故人)が1953年に創業。同店の代名詞にもなっている「あつあつ」「ひやあつ」といった注文の言葉は、同店を訪れた客が使ったのが発祥という。
「ひやあつ」とか「あつあつ」とか、今では普通に使われている、讃岐うどんの専門用語(?)を発明(??)したのが、宮武であったわけだし、とにかく、(地元の人間が立ち寄りづらいくらいに)県外からお客さんが訪れていたのもまた宮武だったような気がする。
私が最後に「宮武」を訪れたときの写真を貼っておく。この写真が撮影されたのは2006年9月だから、今から3年前の「宮武」を写していることになる。
9時半に並び始めて、1時間近く行列に並んで、宮武のうどんにありつけた。香川県民がうどん屋の行列に1時間も並ぶってのはかなりレアな事態だと思われる(…が、最近はそうでもないのかもしれない…)ので、ま、県外からかなり覚悟を決めてやってきているお客さんばかりだっただろう。
宮武のうどんは、讃岐うどんの「コシ」というものを理解できるうどんだった(個人的には、強いコシの麺が好みではないが、宮武のうどんのコシはキライじゃなかった)。関東でも、讃岐うどんっぽいうどんを目指して、単に茹で時間不足のうどんを出している店もあるが、宮武のうどんを食べれば、それが違うことを理解してもらえたような気がする。また、うどんを手切りしているためか、麺が微妙にねじれてたりするのがまた味わい深い。
確か、アジ天とげそ天を付けたが、5分もかからずに完食してしまった。正直、うどんをゆっくり味わう暇もなく、「食らってしまった」感じで、ちゃんと味わっておくべきだったと反省。。。
上の「本日終了」の写真が撮影されたのは、宮武のうどんを堪能した帰りの午前10時30分頃。それでもかなりの行列ができていたことを覚えている。しかも、県外ナンバーのクルマが大挙して押し寄せて、駐車場があふれて、道路をふさいでいたため香川県警がやってきていたと思う。で、そのせいか(行列が長かったから玉切れの可能性はあったけど)、10時半にして「本日終了」になってしまっていた。
「宮武」はご主人の「体力の限界」を理由に閉店することになったが、とにかく大量の客が押し寄せるなか、これまで営業を続けてきた「宮武」のご主人の体力、気力はすさまじいと思う。
しかし。讃岐うどんが注目され、多くの観光客が押し寄せることは、香川県や多くのうどん屋にとって悪いことではないとは思うが、もし、大量の観光客が押し寄せず、「宮武」が田舎のうどん屋のままであったなら、もう少し、宮武のうどんを食べられたかもしれないなんて思うと、きっと、そんなもしもは無意味ではあるんだろうけれど、やはり残念な気がする。ま、ほどよいブームってのは無理か(汗)
*1:個人的には、強いコシの麺が好みではないが、宮武のうどんのコシはキライじゃなかった