ただつらつらと日記が書かれていくようです。

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さくらインターネットのレンタルサーバを借り換えてみた。

さくらインターネットのレンタルサーバの「スタンダード」を借りて、何年か使ってきた。今、使っているサーバのホスト名に入っているサーバのシリアルナンバーが400番台だったが、最近、仕事で調達したさくらのレンタルサーバ「スタンダード」は、2000番台の後半のサーバが割り当てられた。まぁ、さくらインターネットのレンタルサーバが順調に売れているということだろう。

で、ふと思ったのは、さくらインターネットもバカじゃないから、一気に2000台近いサーバを購入するのではなく、売れて在庫がなくなっていく度に、そのタイミングでサーバを新たに補充しているはず。ということは、ムーアの法則は今でも現役だから、新しいサーバは(同じ費用を払っても)スペックがいいはずだ。ということは(サーバ1台に突っ込むユーザーの数というパラメータが大きく左右する世界ではあるが)同じプランを契約するのであれば、なんとなく新しいサーバを使った方がお得ではないだろうか。

…ということで、ちらっと最近調べてみたら、最近契約したサーバは、Westmereコアのプロセッサを積んでる感じだった。まぁ、最新のCPUではなさそうだけれど、今使っているサーバのCore2Duo(…って表示されてるけど、Xeonだろうと思う)よりは新しいだろう。また、メモリーも旧サーバが3GBだったのに対して、新サーバは5GBと表示されていた(…なんか中途半端な量だな)から、やっぱり、今、契約しているサーバよりはハイスペックなサーバになっているようだ。

というわけで、ムーアの法則と、サーバーのスペックが改善したからって、さくらインターネットが昔以上に1台にユーザーを突っ込むようなことはしていないことを祈りつつ、レンタルサーバの借り換えをやってみた。とりあえず、新しい「スタンダード」を契約した。やはり、狙い通り、2000番台後半のサーバが割り当てられた。OSのFreeBSDやApahce httpdのバージョンも上がっていて、スペックは仕事で調達した「スタンダード」と同じモノだった。なるほど。もろもろを引っ越して(その途中で、不要なモノを整理する気になるというのも、サーバ引っ越しのメリットの1つのような気がする)、そして、DNSを切り替えて、最後に、コントロールパネルから解約を申し込んだ。

新しい、さくらインターネットのレンタルサーバの「スタンダード」はまだセットアップしたばかりなので、障害にも直面していないため、可用性とかは判断つきづらいし、最終的に、どれくらいのユーザーが1台のサーバに突っ込まれるかよくわからないこともあって、総合的には判断しづらいところもあるが、これから様子を見てみたいと思う。

Googleはどうやって新しいドメインを知るのか。

新しいドメインを取得して、EC2にサイトを設置したけれど、固定IPを持った社内からしかアクセスできないようにSecurity Groupを設定していた。で、公開する必要が出てきたので、Security Groupの設定を変えてインターネットからアクセスできるようにしてみた。そして、ICSなAndroidのChromeからアクセスして、フツーにアクセスできることを確認(ま、社内からのアクセスで確認できてたので、それを3G回線経由でアクセスしたからってアクセスできるに決まっているけれど)してみたら、興味深いことが起こった。

偶然そうなった可能性もあるにはあるものの、AndroidのChromeから新しいドメインにアクセスした後、1分も経たないくらいのタイミングでGooglebotがやってきて、robots.txtを持って行った。新しいサイトはサブドメインを持っているので、そのサブドメインにChromeでアクセスする度に、Googlebotがrobots.txtを取りに来る。

Googleが早く新しいサイトを見つけたいと考えているのは確かだとしても、Chromeのアクセス履歴からクローリング対象リストを作っているとすると、、、なかなか興味深い気がするが、実態はどうなんだろう。ただの偶然なんだろうか。

AMDの「Software Update」の通知を出さないようにする

AMDのグラフィックカードを刺してるPCには、AMDのドライバーを導入するわけで、AMDのドライバーを導入すると「Catalyst Control Center」とかいろんなソフトが一緒にインストールされる。そのうち、「Catalyst Control Center」なんかは、定期的にAMDのWebサイトをポーリングしているのか、新しいドライバを見つけたら「Software Update」ってダイアログを上げてくれる。

まぁ、フツーのPCならアップデートの通知はありがたいけれど、環境によってはありがたくないケースがある。デジタルサイネージのように特定の画面を出しっ放しにするようなケースは、その画面の上に「新しいドライバがあるぜ!」って画面が出てくれても大してうれしくない、というか、出して欲しくない。

そこで、調べてみたところ、「Catalyst Control Center」の特定のバージョンまでは、「Catalyst Control Center」を開いて、「情報」の中にソフトウェアアップデートに関するメニューが用意されている。「設定」ってメニューがあるんだから、普通はそっちじゃないのか、と思うけれど、「情報」の中にこそっと隠されている(汗)そこで、設定を変更すれば、「Catalyst Control Center」の更新通知はでなくなるようだ。

で、まぁ、新しいドライバーが出てるからってことで、新しいドライバーを導入して、「Catalyst Control Center」の「情報」からソフトウェアアップデートに関する設定をチェックしようとしたら、さっきまであったはずのメニューがなくなってた(汗)更新通知は出るのか出ないのか…。

仕方ないので、色々調べてみたら、AMDがさりげなくサポートページにこんなことを書いていた。

AMD auto-update notification:
http://support.amd.com/us/kbarticles/Pages/AMDauto-updatenotification.aspx

AMD will be removing the auto-update notification functionality from versions of AMD Catalyst™ Control Center running under Windows Vista, Windows 7 and Windows 8, beginning in early 2013. Due to a minor security vulnerability in the auto-update notification, users are recommended to update to the latest AMD Catalyst™ driver release from the amd.com web site.

記事の日付が2012年12月で、2013年の早い時期に、AMDは「Catalyst Control Center」から、ドライバのアップデート通知の機能を落とす予定とのこと…なので、最近、ダウンロードしたドライバの「Catalyst Control Center」は既に落とされているってことだろう。というわけで、これからはドライバの更新通知のダイアログは出なくなるはずだ。

しかし、セキュリティの脆弱性が原因で機能を落としたってことは、これまでの「Catalyst Control Center」は、単に決められたURLに何にも考えずにアクセスして更新情報を取ってたんだろうか。そしたら、DNSスプーフィングなんかに対して脆弱性を抱えることにはなるんだろうけれど、それならそれでSSL使えばいいような気がするんだけど…AMDの書いているような、たいしたことない脆弱性ってなんだろうなぁ。…もしかして、もろもろ考えて面倒になったのか(汗)

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「楽天ブロードバンド LTE」って日本通信なのね。

あの楽天がフュージョンコミュニケーションズを買収して以来、通信事業をやっている。ま、楽天のトップページにてどーんとリンクが張られているわけではなさそうなので、意外と知られていないのが現状だろう。フュージョンコミュニケーションズ自体は、ちょっと尖ったことをやっていて、例えば、SIPを使ったVoIPサービスを始めたりしてて、おぉ…と思っていたところではあった。

で、いろいろあって、そんな楽天が提供する通信サービスの1つである、「楽天ブロードバンド LTE」のSIMカードが手に入った。一応、ドコモのMVNOなのだが、背景がちょっとややこしい。まず、楽天の通信サービスだから、フュージョンコミュニケーションズが提供元なのは当然なのだが、どうやら単独でドコモのMVNOをやるわけではなく、日本通信と丸紅の合弁会社の丸紅無線通信という会社と一緒にサービス提供することになっていて。その丸紅無線通信という会社が、もともとドコモのMVNOをやってるらしい。なんとなーく、フュージョンコミュニケーションズくらいの会社なら、単独でドコモのMVNO事業をできそうな気がしたけれど、そうではないらしい。

…とまぁ、そんなことを調べたりしているうちに、SIMカードが送られてきた。

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紙のスリーブを開けると、ドコモのSIMカードが刺さってる、と。

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というわけで、手持ちのb-mobileのWi-Fiルーター(BM-MF30)に刺して、設定を入力しているウチに気がついた。接続先のAPNが「dm.jplat.net」。これ、日本通信のSIMカードを使った人ならご存じだと思うけれど、日本通信のSIMカードと同じAPN*1。で、とりあえず、接続してみて、IPアドレスを確認して、逆引きのホスト名を調べると、ドメイン部分が「bmobile.ne.jp」。というわけで、管理画面とかはフュージョンが提供(管理画面のホスト名は、gol.comだったし)して、裏側というか足回りというか、実際の回線提供に関しては、まるまる日本通信になっているっぽい。なんというか、MVNOのMVNOというか…ただの再販というか…。

で、都内某所の駅前のカフェで、PicasaのWebアルバムから写真をダウンロードしてみたけれど、130kb/sから160kb/sは出てる感じ。だいたい1Mbpsちょっとは出てることになるか。劇的に速いって感じでもないし、遅くて使えないってこともない。あ、一応、使っているのは「エントリープラン」。月間200MBまでは速度制限がかからないけれど、200MB越えたら100kbpsになるサービスで、まだ200MBを越えてない状態。ま、楽天ブロードバンドLTEのSIM自体は、LTE対応のSIMではあるけれど、MF-30がLTEに対応してないから仕方ないんだけども、と。

というわけで、まだまだ使い込んでないのでファーストインプレッションに過ぎないけれど、可もなく不可もなくといったところか。少なくともフュージョンコミュニケーションズの尖った感じのサービスって感じではなさそう。で、結局のところ、接続先は日本通信っぽいので、サービスのクオリティとしては、日本通信のサービスのクオリティと遠からず近からずってところに落ち着きそうな気がする。200MBまでは高速通信できて、980円/月ってのは確かに安くて、魅力ではあるなぁ、と。

*1:最近の日本通信のSIMカードのAPNは、LTE向けのものについてはbmobile.ne.jpってのもあるらしいけど…

Windows2003 ServerでAdobe Readerがインストールできない

社内のファイルサーバ(Windows2003 Server)にリモートデスクトップで接続して、Adobe Readerをインストールしようとして、インストーラーを実行しようとしたら、

「指定されたデバイスまたはファイルを開けません」

と怒られてインストールできず(汗)

Google先生に聞きまくってわかったのは、Adobe Readerのインストーラーはプログラムの実体は持っておらず、インストール中にインターネットからダウンロードするもの(そりゃ、インストーラーは1MBくらいしかないから当然か)なので、インストーラーがインターネットにアクセスできないときにエラーとなる、というケースがあるらしい。…ま、エラーメッセージとしては誤っているわけではないけれど、わかりづらいエラーメッセージではあるなぁ、と。

というわけで、コントロールパネルのインターネットオプションから、プログラムからインターネットへのアクセスを許可するような設定(ま、カスタマイズされた設定になってたので、とりあえず「既定」に戻した)にしたら、Adobe Readerのインストーラーが動き始めて、インストールが完了した。

こんな些細なことではまってる暇もないんだけど、うっかりはまっちゃった(汗)のでメモ。

UQ WiMAXの累計契約数が400万を突破…だけど。

どうやら、WiMAXでお馴染みの「UQ WiMAX」の累計契約数が400万を超えたらしい。

ふーん、なるほど、と。おそらくは、auのスマートフォンが、一時期、WiMAXを積んでいたので、その頃にどーんと増えるのかなぁと思ったけれど、結局のところ、auもLTEを導入して、ちょっとハシゴがハズレ気味のWiMAX。そんな印象が強いけれど、契約数が増え続けているってことは、意外とクリティカルマスを越えてきたんだろうか。

ただ、周囲を見ている限りでは、LTE一色のような気がしているんだけどなぁ。例えば、ドコモの回線を使ったMVNOがLTEを使いつつもリーズナブルなプランを展開しているので、結局のところ、LTE陣営は、低価格なライトユーザーからヘビーユーザーに広くサービスを提供しているのに対して、WiMAXの価格レンジはあまり広くない。

ただまぁ、よく考えてみたら、ケータイキャリアが、LTEにおいて月間の通信データ量のキャップをすることに躍起になっているのに対して、UQ WiMAXはその辺の縛りがなさそうなので、がっつりとデータ通信したいけれど、光ファイバーなんかは引きたくないようなヘビーユーザーには受けてるのかもしれないなぁ、と思った。

UQ、累計契約数が400万を突破:
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130212_587399.html

大きなデータをAWSのRDSにロードしたい。

さて、手元に大きなSQLの束がある。MySQLのサーバからmysqldumpしたデータで、サイズは何とか少なくしたけれど50GBはあるだろう。このデータをAWSのRDSのインスタンス(もちろん、MySQL)で使えるようにしたいのだが、いかんせん、データのサイズが大きいので、社内のサーバから動かすのも大変。ウチの社内サーバは、フツーのフレッツでしかインターネットに接続されてないので…と。

思いついた選択肢「その1:直接、MySQLクライアント接続」

ま、RDSのエンドポイントにはインターネットからアクセスできるわけだし*1、社内のサーバからインターネット経由でMySQLのクライアント接続をかけて、SQLを実行しちゃえ、というアイデア。

$ mysql -h [RDSのENDPOINT] -u [User] -p [Database] < XXXX.sql

ま、これでRDSにSQLのデータを入れることはできる。だけど、なんせmysqldumpしたデータは巨大な1つのファイルになっているので、SQLを実行している途中でネットが切れたらやり直しになる可能性が高い。うーむ、なんとなく微妙だ。

思いついた選択肢「その2:(AWSに近い)どこかのサーバにアップロードして、そこから実行」

ま、そもそもインターネットとウチの社内の間がフレッツだから、そこがネットワーク的にボトルネックに違いない。AWSとネットワーク的に近いサーバにSQLの束をアップロードして、そこからAWSに対して、選択肢1のようなことをやればすんなり行きそうな気がしないでもない。ただ、そのサーバとAWSの間の帯域はよくわかんない*2し、そもそも、そのサーバまで巨大なSQLをアップロードするのに時間かかる。gzipで圧縮してアップロードしたいような気もするが、その圧縮にすらうんざりするくらい時間かかりそうだ*3

…とはいうものの…。

他にも、MySQLのデータベース単位でmysqldumpせずにテーブル単位でファイルを作っておけば…とか、いろいろと泡沫のアイデアが浮かんでは消えていった。そして、とても大事なことに気がついた。お財布の都合上、できるだけAWSの無料枠内で納めたい、となると、使えるのは「マイクロDBインスタンス」。まぁ、あんまり性能面ではたいしたことないインスタンスだから、何をどう工夫してもRDSのサーバ側でSQLを実行するところがボトルネックになりそうな気がしてきた。

そんなわけで、何にも考えずに選択肢1で始めたものの…RDSのインスタンスをモニターしてる限りでは、CPU使用率もWrite Throughputもなんだかイマイチな結果になっている。マイクロインスタンスでも余裕がありそうだ。それに、社内でmysqlクライアントを実行しているマシンも暇そうにしている。…ということは、AWSとウチの会社の間のネットワークがボトルネックになっているってことだろうか(汗)やっぱり、MySQLクライアントを実行するマシンとMySQLサーバはネットワーク的に近いところにあった方がいいんだろうなぁと思い始めたが、今から止めてやり直すべきだろうか…どっちにしろぐったりする時間がかかりそうなことだけは間違いなさそうだ。

素人らしく、素人っぽいところでつまずいてるなぁ…いやはや。

追記:

ま、普通にEC2にSQLファイルをどーんとアップロードして、EC2からRDSのインスタンスに対してSQLを実行すればいいんだな、きっと。Amazonのネットワークの中はさすがに遅いって事はないだろうし。…とりあえず、EC2に50GB近くのEBSをAttachすると…ってビビっていたけれど、意外と大して高くないことに気がついてorz

*1:当然、アクセス制限はかけているわけだけど。

*2:たまたま使えるのが、さくらインターネットのVPSなんだけど、石狩だしなぁ…

*3:こういうときに、古いCeleronマシンとかで大きなデータを扱い始めたことを後悔するのだが、時既に遅し

Nagiosでcheck_httpで「Return code of 127 for check of service … 」

久しぶりにハマった。

Nagiosで「check_http」プラグインを使って、とあるURLにアクセスさせて、レスポンスコード「200」が返ってくることを監視したかったのだが…。これまで設定してあるURLは普通に監視できてるのに、新しく追加したURL(つまり、新しいService)については、なぜか「Warning: Return code of 127 for check of service ‘XXXXX’ on host ‘XXXXXX’ was out of bounds. Make sure the plugin you’re trying to run actually exists.」なんてエラーメッセージが返ってくる。

調べてみると、これはプラグインが見つからないってメッセージらしい。他のサービスと全く同じ設定で、URLが違うだけなのにプラグインが見つからないってことは、さすがにあり得ない。ということは…URLが原因か、ということで、インターネットを調べ回っていたら、「Check_http and url parameters」ってページを見つけた。

Did you try to use “%26” instead of “&” ?

…なんと、Nagiosの設定ファイルにURLを書くときには、「&」についてはエスケープする必要があるということなのか。確かに、これまで設定していたServiceのURLにはパラメータがないので、「&」が含まれていなくて、今回、設定しようとしているURLには「&」が含まれている…これだ。orz

というわけで、check_httpプラグインに渡すURLの「&」を「%26」で置換したら、何事もなく動き始めました、と(汗)

【大事な追記】
これで一件落着と思って、改めて監視対象のサーバのログを確認したら、「&」であるべきところが「%26」のままでHTTPのリクエストが投げられていた。ダメじゃーん(汗)そしたら、別のフォーラムにこんなことが書いてあった。

I tried the \\& and it worked !!!

なるほど、ま、そうだよね(汗)というわけで、check_httpでチェックする対象のURLに含まれている「&」については「\\&」に置換すると動作しますってことで無事解決(汗)

WindowsXPにログインできなくなる…BaiduIMEが原因か。

2,3日前に、WindowsXPが起動しないということで、PCをチェックすることになった。

症状としては、WindowsXPのブート自体はうまくいっているような感じではあるものの、いざ作業を始めようとしたらエラーが起きて何にもできないというもの。なんとなくざっと見た感じ、WindowsXPのブート中にExplorerなどを起動しているっぽいのだが、それがjpimeshell.dllというモジュールのせいでうまくいかないようだ。ちらっと、BaiduIME.exeってのも見えたので、これはBaiduIMEのせいだろうなぁと思いつつ検索。

そしたら、「BaiduIME.exeのエラーでWindowsXPにログインできない」ってタイトルのエントリーを発見したので、なるほど…と思ってリネーム作業をやろうとしたら、タスクマネージャも満足に動作しないので、コマンドプロンプトを起動できない…うーむ。コマンドプロンプトを出すセーフモードで起動してファイルをリネームしようとしたら、文字を入力できない。意外とこれ詰んでるぞ。まぁ、きっとBaiduIMEのバグっぽいけれど、これ、新手のマルウェア化してると言っても過言じゃない。

仕方ないので、WindowsXPからファイルをリネームすることを諦めて、他のOSを使うことにした。さっそく、Ubuntuのイメージをダウンロードして、イメージをUSBメモリに書き込んで、Ubuntuをブート。とりあえず、WindowsXPのCドライブが見えたので、Program Filesの下を漁って、なんとかBaiduIME.exeとjpimeshell.dllをリネームしてやった。

で、Ubuntuを終了させて、WindowsXPを起動してみた。WindowsXPはなんとか起動(一応、BaiduIME.exeだかjpimeshell.dllが見つからないってエラーメッセージは出るものの)。で、早速、BaiduIMEをアンインストールした。とりあえず、これでコトなきを得たようだ。

しかし、このPCを使っていた本人はBaiduIMEをインストールした自覚がある感じでもなかったので、何か別のフリーウェアでもインストールした際に一緒にインストールしてしまったんだろう。…しかし、そうなると、無自覚にインストールされ、それでWindowsがまともに起動しなくなるという事象に直面するなんていうのは、(BaiduIMEの作成者にその意図はないんだろうけど)表面的な事象だけ見れば、マルウェア的だなぁ、と思った。

クラウドコンピューティングEXPOを見に行ってきた。

幕張メッセで「クラウドコンピューティングEXPO」っていう展示会が開催されていたので、それを見に行ってきた。そのメモ。

いろんなEXPO同時開催

私は、「クラウドコンピューティングEXPO」ってのを見に行ったつもりだったけど、「情報セキュリティEXPO」とか「スマートフォン&モバイルEXPO」などいろいろと同時開催の展示会があった。

ま、幕張メッセを使ってりゃ、それくらいの同時開催は…と思ったけれど、実際に使っていたのはホール2つ分。実際にうろうろしてみたけれど、1つのEXPOのスペースはかなり狭いような気がした。個人的な感想だけど、「クラウド関係でこんだけしかないのー?」って感じだったし、「クラウドコンピューティングEXPO」のエリアを歩いているつもりだったが、気がついたら、「スマートフォン&モバイルEXPO」のエリアに踏み込んでいたりした(汗)同時開催されている展示会は、それぞれ近い内容のモノばかりではあったけど、ごった煮感は否めず、いろんなテーマの展示会を開きたいけれど、それぞれでは独立できる規模にならなかったので共催しましたって感じではあった。

クラウドと展示会

クラウドと一言に言っても、いろんなベンダーがいろんなサービスを提供しているので、コトはなかなかややこしいけれど、例えば、パブリッククラウドでお馴染みのAmazonとか、Microsoftとかの出展はなかった。また、他の有名処の出展がどーんとあるって感じでもなかった。

なんかちょっと残念な感じだったけれど、この辺も時代が変わりつつあるんだろう。というのは、AmazonやMicrosoftもPRはしたいはずだし、実際にやっているんだと思うけれど、おそらくは幕張メッセや東京ビッグサイトでやるような展示会、それも、いろんなベンダーがごちゃっと集まってくるようなモノには興味がないんだろう。その辺の展示会で生まれるような、サービスとユーザーの接点作り(古いモデルだけど、AIDMAでいうところの、AとかIの部分)は、Webがその役割を担っているわけで、Webで十分に情報を得た人たちに実際にハンズオンで使ってみる機会を提供したり、ユーザーの事例を提示するようなイベントをやったりしているわけだし。

IT系のニュースサイトにネタが出てこないようなスタートアップなIT系機器、ソフトウェアベンダーにとっては、展示会のニーズは相変わらずなんだろうけども。

そういう意味では、「クラウド」にまつわる話題を広くフォローするためには、従来型の展示会ではなくて、ベンダー主催のイベントや、IT系の勉強会、あと、Webの位置づけが大きくなっているんだろう。

展示会とITギョーカイの景気

あの手の展示会は、ギョーカイの景気を反映しているという側面があるような気がする。さて、今回の展示会に、ITギョーカイの景気回復のきざしを見ることができるだろうか。

久しぶりに、あの手の展示会を眺めに行ったせいか、コンパニオンのおねえちゃんが増えているような印象は受けたものの、ブースの数、ブースの規模の双方で小さくなっているような気がした。昔は、大手ベンダーのブースがどーんとあったような気がするんだけどなぁ。

ブースの規模が小さくなっているとすると、例えば、展示会で展示するようなソリューションの数が減っているんだろうなぁという妄想をしてしまうし、数については、ITギョーカイもベンダーの統廃合が進んだことも背景にあるかもしれない。ただ、おねえちゃんの数が増えていることだけが背景がよくわからない。もしかして、IT系に限らず、展示会自体が減っていて、コンパニオンのおねえちゃんの単価が下がったりしているんだろうか(笑)

あの展示会を見ただけでは判断しづらいけれど、やっぱり、IT系ベンダーの景気は回復の兆しすらないんじゃないかと思う次第。ただまぁ、例えば、EMCのブースがいくつか出てたような気がしているので、ギョーカイという見方もさることながら、個別のベンダーにおいて、元気があるとかないとかってのは…というのはあたりまえか。

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